日本大学の学長が、アメフト部の対応を巡り開いた会見の冒頭で、自称72歳の一般女性が乱入するトラブルがあった。
会見に先立ち、司会者が質問の際のルールなどを説明している最中、女性が「ちょっと待った」と挙手し、「まどろっこしくてやってらんないのよ」などと詰め寄った。女性はその後、関係者ら数人に抱えられ、引きずり出される形で会場の外に出された。
記者は「そんなことをしたら大問題になる」と伝えたが……
この乱入騒動はすでに多くの媒体で記事になっているが、実は会見前、キャリコネニュースの記者はこの女性に話しかけられた。自身を「元百貨店本店勤務の72歳」だと自己紹介。ジャーナリストとして活動していた過去はないという。会場に来たのは、これまでの日大関係者らの会見を見て頭にきたためだといい、「学長にがつんと言ってやるわよ」とも言っていた。
学長に危害を加えかねない言動に、「そんなことをしたら大問題になる。控えたほうがいいのではないか」と伝えると、
「大丈夫。信じられないかもしれないけれど、私には宇宙がついている」
「これから面白いことが起こるよ」
などと話していた。
会見場への入場には、入り口で大学関係者に名刺を渡す必要があったが、女性は「そんなのなにもないわ。すーっと入っちゃった」と説明。これまでの大学側の対応と同様に、危機管理が問われる事態だったと言える。
ちなみに会見前、女性から水を買ってくるよう頼まれた筆者。大学構内の自動販売機で100円の水を買って渡したが、その100円はもちろん返ってきていない。
※21時20分追記
その後女性から連絡があり、「お水ありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。