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「グッチ」2019年春夏コレクションはパリで発表、2019年秋冬以降は再びミラノへ

2018年05月25日 16:53  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Alessandro Michele at 2018 Fall Winter collection - Courtesy of Gucci by Dan Lecca Image by: GUCCI
「グッチ(GUCCI)」は、2019年春夏コレクションのショーを従来のミラノではなくパリで9月24日に開催する。

 パリでのショーは今回限りで、来年2月以降のコレクションは再びミラノの拠点 GUCCI HUBに戻る。グッチの社長兼CEOのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)氏は、「グッチは、深くそして力強くイタリアに根付きながら、フランスに基盤を置くケリングに属すグローバルブランドです。アレッサンドロから、フランス文化がアイデアの源になっていることと、新しいコレクションをパリで発表したい、と打ち明けられたとき、それはフランスへオマージュを捧げるにふさわしいアイデアだと思いました」とコメント。なお、パリのショーに先立ち、9月19日にはイタリアファッション協会(Camera Nazionaledella Moda Italiana)と共に、GUCCI HUBでスペシャルイベントを行う。
 クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)のもと、2018年プレフォールコレクションではパリ学生運動からインスピレーションを得た広告ヴィジュアルを制作。クルーズコレクションについても、2015年以降様々な土地で発表を行ってきた流れを汲み、今年は5月30日にフランス・アルルのアリスカンの遺跡での発表を予定している。これらのフランスへオマージュを捧げたミケーレのクリエイションを受け、今回パリでのショー開催に至ったという。