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グウィネス・パルトロウ、セクハラプロデューサーに立ち向かってくれたブラピに感謝

2018年05月25日 13:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

元恋人ブラッド・ピットにグウィネス「守ってくれた」
ハリウッド映画界の大物ともてはやされ、長年権力をちらつかせては成功を夢見る女優達やスタッフにセクシャルハラスメントを繰り返していたとされるハーヴェイ・ワインスタイン。うち被害を明かした女優グウィネス・パルトロウが当時を振り返り、交際中だったブラッド・ピットがワインスタインに食って掛かった件について語った。

このほどグウィネス・パルトロウが人気ラジオ番組『The Howard Stern Show』のインタビューに応じ、製作総指揮者のひとりとしてハーヴェイ・ワインスタインが関わった映画『Emma エマ』(1996年)の撮影スタート前にワインスタインに言い寄られた日を回顧、このように明かした。

「ホテルで言い寄られたことが一度あるの。でも抵抗したわ。そして当時交際していたブラッド・ピットに話したの。」
「そう、すぐさまブラッドに伝えたわ。私はすごい衝撃を受けてしまって…。その前に、ワインスタインが関わる2作品に出演するって契約書にサインしてあったからよ。」
「怖かったわ。」
「私とブラッドは、ブロードウェイの『ハムレット』の初日に(舞台に)行き、そこでワインスタインと鉢合わせたの。ブラッドは、ワインスタインの身体を壁に向かって投げ飛ばしたの、思いきりね。」

ブラッドはワインスタインに対する怒りをむき出しにし、「もしまた彼女を不快な気分にさせたら殺す」とも言い放ったそうだ。彼の言動を目の当たりにしたグウィネスは「守ってもらえた」と感じ、「素晴らしい気分だったわ」「立ち向かってくれた彼が大好き」ともコメントしている。

しかしそのブラッドも後にワインスタインが製作総指揮者のひとりとして関わった作品『イングロリアス・バスターズ』(2009年)に主演していたことから「なぜ元恋人にセクハラした男と一緒に働いたのか」と批判されたが、それについて情報筋は「出演を決めたのは脚本が良かったからにすぎません」「ワインスタインとは無関係だったのです」と説明しており、撮影中には2人が接触することさえあまりなかったとみられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)