2018年F1モナコGP木曜、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=17番手/2=9番手だった。
午前セッション序盤でブレーキ・バイ・ワイヤのセンサーに問題が発生、ボディワークを取り外して問題の調査を行う必要があったため、アロンソはセッションの大部分を失った。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=17番手/2=9番手
厳しい初日だった。FP1でブレーキに問題が発生し、セッションのほとんどを走れないまま過ごした。このサーキットでは、自信を築き上げるためにできるだけ多くのラップを走る必要があるから、走行時間を失ったことはとても残念だった。でもメカニックの皆が頑張ってマシンの準備を整えてくれたので、FP2で多少なりとも遅れを取り戻すことができた。
ここは路面の変化が大きいから、FP1、FP2、そして予選と、それぞれ全く違うマシンを走らせているような感じになる。予選になると2秒も速くなるんだ。そういう状況に柔軟に対応していくことが重要だ。ここでは予選で決勝の99パーセントが決まる。土曜に1周をうまくまとめることができれば、レースが幾分楽になるはずだ。
ここからさらに改善する余地がある。土曜にはいいラップを走りたいと思っている。
(2年ぶりにモナコを走ることについて語り)2016年と比べて今のF1マシンはかなり速くなっている。僕は当時より4、5秒速いタイムを出すかもしれない。そうであればうれしいね。速くなればなるだけ、ラップを楽しめるから。
スペインGP後のテストは有意義だった。改善できるエリアとして、それまでとは異なるところを発見することができたんだ。ここにもいくつかアップデートを持ち込んできているし、今後のレースにも新しいパーツを導入していく予定だ。
いま僕らはマシンについて理解し、これまでに特定した弱点を改善するために取り組んでいる。そういう部分について毎戦向上し、正しい方向に進み、競争力が高まってきていると感じる。