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「いきなりタメ口で話さない」「身体的特徴に触れない」人間関係を保つため気をつけたいこと

2018年05月25日 07:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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人間関係って本当に難しい。もうすぐ34歳になるけど、未だに他人との距離の詰め方がよく分からない。親しくなるために取った行動が相手にとって地雷だったりすると、目もあてられない。

人は誰しも、できれば人間関係で不要な波風なんか立てることなく暮らしていたいと考えるもの。そして、それを可能にするコツがあるのなら、誰だって知りたいはず。僕だって知りたい。(文:松本ミゾレ)

お金は「借りる」も「貸す」も避けたほうが得策


先日、5ちゃんねるで「人間関係で『これはしないようにしよう』って気をつけてること教えて」というスレッドに辿り着いた。スレ主は本文に一言「参考にするわ」と投稿。本当に参考程度に色んな意見を知りたいだけのようだ。

そこで早速だけど、このスレッドの中にあった「これは参考になる」と感じた書き込みを、いくつか紹介したい。

「年齢関係なくいきなりタメ口」
「相手の身体的特徴について触れない」
「金を借りない」
「相手の面子を潰さない」

ざっとこんな感じであった。どれもこれも、下手を打つと人間関係が一発でおかしくなるリスクを秘めている。「金を借りない」というのも大事だが、貸さないのも大切なことだろうね。

相手を注意したいときの行動は、「ぼかさずに言う」と「注意とアドバイスは絶対にしない」と、正反対の意見が出た。これは相手の性格や関係性を考慮して判断する必要があるためだろう。

「苦手な人と職場で2人になったときは最低一往復は会話する。居辛い空気続けるよりマシ」

この他、

「職場で2人だけになった時はどれだけ馬が合わない人でも最低一往復は会話するようにしてる。居辛い空気続けるよりマシやしお互いのためや」
「マウントを取らせない」
「他人を幸せそうとか不幸そうとか決めつけない」

などの意見が出ていた。ピックアップした意見はどれも、人付き合いを無難にこなすには理解しておくべきものばかり。中でも僕が大事だと感じたのは「マウントを取らせない」という声だ。

世間には何かにつけて、温厚な人を見つけては、学歴、職歴、年収などでマウントを取ろうとする人がいる。もう本当にどこにでもいる。マウントを仕掛ける人は大抵、負ける勝負はしない。「コイツになら気持ち良くマウントできるだろう」と相手を選んで仕掛けるものだ。

もしもそんな連中にマウントを仕掛けられたら、ヘラヘラするのではなく、早い段階で相手をけん制しよう。最初は勇気がいるかもしれないが、舐められないようにすることが結局、面倒な人間を遠ざけることになる。そして人間関係を円滑にし、情けない思いをしなくて済む近道になる。