映画『ポップ・アイ』が8月に東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
ゾウと中年男がタイの国土を縦断する様を描いた同作。会社でも家庭でも居場所を無くしていた、かつて一流建築家だった中年男・タナーが、バンコクの路上で幼い頃に飼っていたゾウのポパイを偶然見つけ買い取り、妻と仕事を放り出し、かつてポパイと暮らした故郷を目指して500キロの長旅に出る、というあらすじだ。
公開されたポスタービジュアルでは、タイの国土を歩くポパイと、ポパイの上にまたがるタナーの姿が映し出されている。メガホンを取ったのはシンガポールの新鋭女性監督、カーステン・タン。