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若きボブ・ディラン映す記録映画『DONT LOOK BACK』 東西のZeppで上映

2018年05月24日 20:51  CINRA.NET

CINRA.NET

『DONT LOOK BACK』©2016 Pennebaker Hegedus films inc.
ボブ・ディランのドキュメンタリー映画『DONT LOOK BACK』が7月17日に東京・お台場のZepp DiverCityと大阪のZepp Nambaで上映される。

明日5月24日に77歳となり、喜寿を迎えるディラン。同作の上映は7月29日の『FUJI ROCK FESTIVAL '18』への出演に先駆けたものとなる。会場となる東京・お台場のZepp DiverCityと大阪のZepp Nambaでは、2014年の来日公演を行なっている。

1967年に全米公開となった『DONT LOOK BACK』は、当時23歳だったディランにとって最初のドキュメンタリー映画。『時代は変わる』『Another Side of Bob Dylan』を発表し、ロックへの転向を示して「フォーク時代のディランの終焉」となるディランを追っている。

監督は『ジギー・スターダスト』のD・A・ペネベイカー。『DONT LOOK BACK』は特注の同時録音方式の16mm手持ちカメラで撮影された。世界初のPVと言われている“Subterranean Homesick Blues”の映像から始まる同作は、1965年からのイギリスツアー中の記者会見、ツアーに同行したジョーン・バエズやDonovanとの交流、楽屋の風景、ライブ後のパーティ、記者への辛辣な態度、熱烈なファンの様子や移動の車中などのプライベート映像までが映し出されている。日本語字幕は寺尾次郎が担当。

チケットは現在先行受付中。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

ディランは1978年の初来日から今年で40周年を迎え、『フジロック』への出演はノーベル文学賞受賞後、初の来日公演。またディランにとって日本で101回目の公演でもある。