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K2 R&D LEON RACING スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

2018年05月24日 17:41  AUTOSPORT web

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LEON CVSTOS AMG
LEON RACING

2018 AUTOBACS SUPER GT Round.3 IN SUZUKA 300km RACE

粘りのレースで7位、ポイントを獲得
5/19(土) 公式練習 9:00~10:35 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:19℃ 路温:24℃

例年8月の終わりに開催されていた鈴鹿大会が、今年は5月開催に変更され距離も1000kmから300kmへと大きく短縮された。

昨年はここ鈴鹿で優勝したK2 R&D LEON RACING。

条件は大きく変わったが、ポイントを着実に積み重ねる為にも上位フィニッシュを目指す。

強風が吹き荒れるなか行われたフリー走行。

スピン、コースアウトが続発し、赤旗が何度も提示され思うように走行ができない状況の中、両ドライバーは車のフィーリング、コースコンディションを確かめながら走行し、10番手で走行を終えた。

公式予選 Q1 14:35~14:50 Q2 15:20~15:30 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:21℃ 路温:36℃
Q1をドライブするのは黒澤選手。セッション開始と同時にコースインし、マシンのバランスを確認しながらタイヤを温める。

タイヤに熱が入ったことを確認して4周目にアタックを開始し、1'57.570を記録する。

更なるタイムアップを狙い最後までアタックを継続するも、残り時間わずかの場面で赤旗が提示されてしまう。

予選時間が延長され残り時間6分でセッションは再開されたが、LEON CVSTOS AMGはピットにステイし終了時間を待った。

最終的に4周目に出した1'57.570で12番手となりQ2へと繋げた。

Q2は蒲生選手が担当する。

蒲生選手もセッション開始と同時にコースイン。タイヤを慎重に温め4周目にアタックし

1'56.643を記録。これがベストタイムとなり6番手となった。

明日のレースは6番手からのスタート。1つでもポジションを上げゴール出来るようチーム一丸となって戦う。

5/20(日) 決勝15:20~ 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:22-20℃ 路温:35-30℃
昨日の風もおさまり、晴天で迎えた決勝日。

各チーム、ウォームアップ走行に向けて準備を進めていた時タイミングモニターのシステムダウンにより、ウォームアップ走行が40分遅れでスタートと急遽発表された。

そのことにより、レーススタートも当初の時間から40分遅れでのスタートとなった。

ウォームアップ走行ではドライバー交代、ピット作業の動きを確認し、レースへ向けて準備を整えた。

スタートドライバーは黒澤選手が担当。

6番手からスタートするも、思うようにペースを上げられずオープニングラップで1つ、2周目にもう1つポジションを落とし8番手に。

6周目から500クラスのマシンが絡みだし、なかなか自分のペースで走行ができない。

トップ集団を必死に追うも、周回を重ねる度に引き離されてしまう辛い展開だったが12周目に大きなクラッシュが発生したため、セーフティーカーが導入される。

これにより前車とのギャップは無くなり、LEON CVSTOS AMGにとってオーバーテイクのチャンスとなる。

クラッシュ車両の回収が終わりコース上がクリーンになると、セーフティーカーが17周目にピットイン。

LEON CVSTOS AMGも同時にピットインし、給油、タイヤ交換、ドライバーを黒澤選手から蒲生選手に交代しコースに戻る。

周りのマシンよりペースよくラップを重ねるも、全車ピット作業を終えた時点でLEON CVSTOS AMGのポジションは8番手。

ライバル達はピット作業の時間を短くするために、タイヤ無交換等の作戦をとってきた。

2番手からLEON CVSTOS AMGまでは団子状態。オーバーテイクするタイミングを伺いながら周回を重ねる。

レース終盤、LEON CVSTOS AMGはライバル達に幾度となく並びかけオーバーテイクを試みるもなかなか抜くことが出来ずにいた。

それでも残り2周目で1台をパスし、7番手に上がりそのままチェッカーを受けた。

3戦目を終えて、ポイントランキングは6位。次戦はシリーズ唯一の海外戦タイラウンド。

着実にポイントを積み重ねていきたい。


決勝を終えて
溝田監督 ・・・
昨年、優勝した鈴鹿で、今年も良い成績をと思い望みましたが7位でした。サーキットの計時システムダウンにより、スケジュールが40分遅れてしまった事も影響があったと思います。

クルマは、理想を突き詰めて、通り越してしまった感じの週末になってしまった様な気がするので修正したいと思います。
次戦は、タイ・ブリーラムです。暑さに負けず頑張ります。

黒澤選手 ・・・
今回もチームとしてはミスなく戦えましたが、少し速さが足りなかったような気がします。ポイントは取りましたが、やはり勝ちが必要です。

どこかで必ず勝てる様に、これからもミスなく戦って行きます。

蒲生選手 ・・・
予選は少し自分のミスがありましたが、クルマの調子は良く、決勝もチーム全員がミスなくレースを出来ました。上位のチームと比べるとスピードが足りなかったので、次戦までに改善したいと思います。

次のレースも引き続き頑張ります。