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「長くつ下のピッピの世界展」が開催、絵本の初版本やユネスコ登録原画など約200点を公開

2018年05月24日 11:12  Fashionsnap.com

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「長くつ下のピッピの世界展 ~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」チラシ
スウェーデンの絵本「長くつ下のピッピ™」のアート展「長くつ下のピッピ™の世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」が、東京富士美術館で開催される。会期は7月28日から9月24日まで。

 「長くつ下のピッピ™」は1941年の冬、作家アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)が風邪で寝込んでいた娘のために即興で語ったストーリー。1945年に本として初めて出版された。現在では70言語に翻訳されており、売上総数は6,600万部以上と、70年以上にわたり読み継がれている。
 同展では、リンドグレーンが自ら書き起こして娘の10歳の誕生日に贈った「長くつ下のピッピ™」の原稿がスウェーデン国外初出展されるほか、ユネスコ「世界の記憶」に登録されたスウェーデン王立図書館所蔵の原画を含む様々な作品が日本初公開されるなど約200点のオリジナル原稿と愛用品が展示される。加えて、絵本の初版本やリンドグレーン愛用のタイプライター、絵本の世界を再現したピッピの家「ごたごた荘」の大型模型も登場。また、リンドグレーンの作品にインスパイアされたアーティストの作品などを紹介する。
 会期中は、同展特別仕様の茶道教室やギャラリートークなどのイベントを実施するほか、「長くつ下のピッピ™」コラボアイテムや公式グッズを展開。洋菓子ブランド「Fika」とのコラボクッキー(税込1,080円)や、スウェーデンの陶芸作家リサ・ラーソン(Lisa Larson)とコラボレーションした初公開の陶芸品「ウマを持ち上げるピッピ」(3万5,000円/予価)が販売される。
■「長くつ下のピッピ™の世界展 ~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」会期:2018年7月28日(土)~9月24日(月・祝)休館日:月曜日(9/17は開館、9/18は休館)時間:10:00-17:00(16:30受付終了)会場:東京富士美術館 本館(東京都八王子市谷野町492-1)入場料:大人1,300円、大高生800円、中小生400円、未就学児無料公式サイト