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欧州スーパートロフェオ:笠井崇志組がレース1で3位表彰台を獲得

2018年05月24日 01:41  AUTOSPORT web

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スーパートロフェオ・ヨーロッパ第2ラウンドでクラス表彰台獲得を果たした笠井/ウラジック組
5月19~20日、イギリスのシルバーストンでランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第2ラウンドが行われ、レース1で笠井崇志/フィリップ・ウラジック組46号車が総合8位でフィニッシュ。プロ-アマクラス3位となり、2ラウンド連続の表彰台を獲得した。

 三重県出身の笠井はレーシングカートからイタリアのFIA-F4等を経て、スポーツカーレース参戦を志しており、今季は強豪ビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)に加入。ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに参戦し、第1ラウンドのモンツァではレース1でプロ-アマクラスの優勝を飾っている。

 迎えた第2ラウンドの舞台は、ブランパンGTシリーズ併催のシルバーストン。レース1の予選では、ウラジックがアタックして総合9番手/クラス4番手につける。続くレース2の予選では笠井がアタックを担当し、ユーズドタイヤながら総合16番手/クラス6番手につけた。

 19日のレース1では、ウラジックがスタートを担当。好ペースで上位を走ったウラジックは、そのまま順位を守ってピットインし、笠井に交代。コースに戻ると8番手に浮上し、そのまま好調を維持。総合8位/プロ-アマクラス3位を獲得し、2ラウンドで表彰台を得た。

 続く20日のレース2では、笠井が総合16番手スタートから14番手にポジションアップ。クラス5番手を争っていたが、ピットインまであと2周というところで接触されてしまいスピンを喫してしまう。

 笠井はすぐにコースに戻ることができたが、リヤのアライメントが狂ってしまい、ウラジックに交代してからもペースを上げられず。レース2は総合27位/クラス11位でチェッカーを受けた。

 とはいえ、プロ-アマクラスではまだランキング2位につけている笠井/ウラジック組。次戦はふたたびイタリアに戻り、ミサノで第3ラウンドを迎えることになる。