2018年05月23日 22:22 リアルサウンド
Hey! Say! JUMPが、宮城県の観光キャンペーンキャラクターに就任した。
(関連:嵐、Hey! Say! JUMP、『滝沢歌舞伎』……ジャニーズ海外公演成功の秘訣を考察)
今回のコラボレーションは、宮城県出身の八乙女光を中心にメンバーの震災復興への思いから実現した。約1年間を通じて観光スポットやグルメ、アクティビティなど、宮城県の魅力をアピールしていく。
5月23日、丸の内・ 東京ステーションホテルにて記者発表会が行なわれ、Hey! Say! JUMPと村井嘉浩宮城県知事が登壇した。八乙女はキャンペーンキャラクターに就任した感想を「とても嬉しいです。震災のときはもちろん今も大変な思い、不安な思いをしている方がたくさんいると思うんですけど僕ら自身応援したいと思っていましたので、全国に向けて宮城県の情報を発信して、宮城県のたくさんの方が集まってくださって、宮城県の方の心が明るくなってくれたら嬉しいなと思っております」と語った。
今回、「夏タビを見つけに、宮城にジャンプ!」を合言葉に、Hey! Say! JUMPが表紙の新たなガイドブックを作成。ガイドブックは宮城県内、宮城ふるさとプラザ(池袋)、宮城県大阪事務所(大阪)にて配布され、特設Webサイトからも取り寄せられるサービスも実施する。加えて、仙台駅アドピラーや東京メトロ車内広告、JR山手線車体広告など大々的な広告展開も予定している。
また、宮城県内を周遊することで『Hey! Say! JUMP 夏タビ宮城』オリジナルロゴハンドタオルや宮城の特産品詰め合わせがゲットできるスマホスタンプラリーも実施されるなど、宮城に行きたくなる仕掛けが満載だ。
さらに「Hey! Say! JUMP 夏タビ宮城」と題してPR動画を制作。宮城県へ通じる不思議な扉を通じて、メンバーが美しい自然やグルメ、地元の人たちの温かさなど、宮城の魅力にふれるというもの。そして東日本大震災の遺構にもフォーカスし、宮城の希望あふれる未来を願う内容に。特設Webサイトには、PR動画撮影時のメイキング映像もアップされている。
会場ではPR動画のみならず、メンバーが三陸エリア(山田涼介&知念侑李)、仙台・松島エリア(伊野尾慧&髙木雄也)、県北エリア(有岡大貴&岡本圭人)、県南エリア(薮宏太&中島裕翔)のチームに分かれて、宮城の魅力をアピールするプレゼンテーション大会で大盛り上がり。
八乙女による宮城の方言クイズでは、Hey! Say! JUMPらしいワチャワチャした一幕も。八乙女が持ち前の演技力を発揮しながら感情豊かに「じゃす、たごまって、いずいっす」などと問題を読み上げると、聞きなれない単語にメンバーは悪戦苦闘。知事もジェスチャーでヒントを出して応援する。「森の中で固まって行こう?」と中島が真面目に考えたと思ったら、今度は岡本が流暢な発音で空耳英文を披露して笑いを誘った。
すると、この岡本のボケが「“じゃす”は英語のジャージです」(八乙女)と思わぬヒントに繋がるミラクルが起こる。「はい!」と山田が勢い良く手を挙げ、「ジャージがくっついて不愉快だ」と正解を導き出すファインプレーを披露。優勝した山田&知念には秋から発売される、伊達政宗にかけたネーミングの宮城県産米「だて正夢」が贈られた。
最後にHey! Say! JUMPを代表して八乙女が「今日もたくさんのエリアを紹介できたように、宮城県は楽しいところがいっぱいありますんで、これからももっともっとみなさんが笑顔になれるようにがんばりますので、ぜひ宮城県に遊びに来てください。よろしくお願いします」と締め、メンバーも「よろしくお願いします!」と声を揃えた。(佐藤結衣)