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アリアナ・グランデ、自爆テロの惨劇から1年「今日は辛い日。みんなを愛しています」

2018年05月23日 21:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アリアナの悲しみは深く(画像は『Ariana Grande 2017年9月20日付Instagram「Taipei, thank you so much for your love n energy」』のスクリーンショット)
英マンチェスター・アリーナにてアメリカ人歌姫アリアナ・グランデがショーを開催したのは、2017年5月22日(日本時間23日)のこと。しかしショーを楽しんだ大勢のファンが帰宅すべくエントランス・ロビー付近を移動中、自爆テロとみられる事件が発生した。現場は爆死した犠牲者と負傷者らが大量の血を流しているほどの惨状だったという。アリアナは凄惨な事件に巻き込まれることなく帰国したものの、一時は精神的なショックが大きく「周囲のサポートが欠かせなくなるほど憔悴し眠れない状態が続いた」と伝えられていた。だが心の傷はあまりにも深く、事件発生から1年が経過する今も完全には立ち直れぬままだ。

あまりにも惨い自爆テロ事件発生により、幼い子を含む多くのファンを一瞬で亡くしたアリアナ・グランデ。しかしアリアナは「私がこのまま何もしなければ、犠牲になった方達は無駄に命を落としたことになってしまう」と気持ちを切り替え、再び渡英を決意。現地では被害者らを見舞い、多くのミュージシャンらとチャリティ公演を敢行して多額の被害者救済資金を集めることに成功した。

そして事件から1年が経過する今、「まだ多くを語る気持ちにはなれない」というアリアナがTwitterを更新し、このように綴った。

「今日、そして毎日あなた達のことを考えています。あなた達を、心から愛しています。今日は辛い日ですが、ありったけのぬくもりと光をみなさんに送ります。」
「今日は、どれほどみなさんと現地でご一緒したいことか。みんなには想像もつかないと思う。みんなをすごく愛しています。」
「みなさんをひどく恋しく思っています。今日はみなをしっかりとただハグしたいの。」

そんなアリアナの思いを受け、ファンからは以下のようなツイートが続々と届いている。

「あなたを愛してる。全てのことに感謝したい思いです。」
「あなたのことを、すごく誇りに思っています。」
「アリアナ、あなたは深く愛されています。」

実行犯1名を含む23名が命を落とし、大勢の人々が負傷したこの事件。万が一、会場内で発生していたらアリアナも犠牲者のひとりになっていたかもしれないのだ。それゆえに事件発生後はショー開催そのものに恐怖を感じたというが、「テロに屈しない」「犠牲者の死を無駄にはできない」という思いが勝り、再渡英してチャリティ公演を大成功させたアリアナ。ただし当日は「こんなに辛いことは初めて。今すぐ家に帰りたい」と辛い胸のうちを吐露していたという。多くの遺族や負傷者を気遣い犠牲者の死に胸を痛めてきたアリアナだが、彼女の心の傷を心配しているファンは多い。

画像は『Ariana Grande 2017年9月20日付Instagram「Taipei, thank you so much for your love n energy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)