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スーパーフォーミュラ:SUGO、富士参戦のティクトゥム「刺激的な挑戦。ガスリーから助言をもらうよ」

2018年05月23日 11:11  AUTOSPORT web

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初めての訪日を心待ちにしていると笑顔で語った18歳のレッドブル・ジュニア・ドライバーのダニエル・ティクトゥム
2018年、TEAM MUGENから全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦している福住仁嶺の代役として、5月26~27日の第3戦スポーツランドSUGO、7月7~8日の第4戦富士スピードウェイに参戦するダニエル・ティクトゥムが、SF参戦への心境を明かした。

 チームのレギュラードライバーとして15号車をドライブする福住はスーパーフォーミュラと並行してFIA F2(旧GP2)にも参戦。日程が重なっているラウンドについてはF2参戦を優先するため、SFでは代役が起用されている。

 5月末開催の第3戦から代役を務めるティクトゥムは、2017年に行われた第64回マカオGPで劇的な勝利を挙げたイギリス出身の18歳。2018年はレッドブル・ジュニア・ドライバーに名を連ねながらFIAヨーロピアンF3選手権にモトパークからフル参戦中だ。

 そのティクトゥムは、これまで日本を訪れたことはなくこれが初来日。当然、レースが行われるスポーツランドSUGOや富士スピードウェイでも走ったことはないが、「とてもとても楽しみ。(スーパーフォーミュラ参戦が)もう待ちきれないよ」とコメントしている。

「僕にとって特別なイベントになるだろう。日本のクルマ文化にはビックリすると聞いているし、日本へ行くのが楽しみでしかないよ」

「周りからは日本のファンは親しみやすいと聞いている。去年のマカオGPではマカオや香港の人にも気持ちよく接してもらえた。日本の人々も同じような接し方をしてもらえるんじゃないかな」

「スーパーフォーミュラはF1を除くとベストなフォーミュラカー・レースのひとつだろう。クルマは700kg以下と軽く、走行性能も高そうだし、チームと一丸になってSUGOと富士で早くドライブしたい」

「スーパーフォーミュラへの出場が決まったあと、準備の一環としてオンボード映像をチェックした。レッドブルのドライブ・シミュレーターも使ったけど、いかんせんスーパーフォーミュラのクルマじゃないし、富士はともかくSUGOに関してはまったくの未知数だね」

「かなり刺激的な挑戦になると思っている。だけど、プレッシャーはまったく感じていないよ。現地でクルマやサーキットをできるだけ早く学んで、自分のベストを尽くすだけだ」

「日本に行く前に、(2017年にフル参戦していた)ピエール・ガスリーに会ってインフォメーションとアドバイスをもらう予定なんだ。日本で熱心なモータースポーツファンに会えるのを楽しみにしている。みなさんの目の前でいいレースをお見せしたいと思っているよ」

“ダン”の愛称で親しまれているティクトゥムはレース関係者からも近い将来でのF1昇格も期待されている。初走行となるSUGOと富士で、マカオウイナーとしての走りを披露できるか、金曜日の専有走行から目が離せない。

 シリーズ第3戦となるスーパーフォーミュラSUGO戦は5月25日(金)、13時15分より1時間の専有走行が行われる。