マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは、今週末、2年ぶりのモナコGPに臨む。昨年はインディ500に参戦するため、モナコを欠場したからだ。
2018年、マクラーレンのパッケージは期待ほどのパフォーマンスを示していないものの、アロンソは ここまでの5戦ですべて入賞を果たしており、トップ3チームの6人に続くランキング7位につけている。
「去年は休んだから、モナコを前にしてすごく興奮している」とアロンソ。
「インディでの経験は素晴らしいものだったけれど、モナコも特別な場所だ。一年のなかで技術的に最も難しいサーキットのひとつだ。1周のなかで高いスキルと集中が必要とされる。それを78ラップ続けながら、トラフィック、戦略、天候など、クレージーなレースが投げかけてくるあらゆるものに対処しなければならない」
「2年ぶりにここを走り、マシンのパフォーマンスを確認するのが楽しみだ」
「僕らのパッケージの限界については理解している。モナコのような低速コースでは、他とは全く違う、独特のセットアップが必要だ。それにうまく対応し、僕らが持っているものから最大限の力を引き出さなければならない」
「モナコではチーム間の差が縮まり、戦うチャンスが出てくる。運に左右される部分も大きい」
「スペインを見れば分かるように、予選でいい結果を出した場合でも、なんらかのドラマの犠牲になってすべて無駄になる可能性だってある。状況が一変するかもしれないんだ」
「土曜に最大限の結果を出すとともに、日曜に全力で戦う必要がある。できるだけ多くのポイントをつかむためにね」