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棚橋弘至主演映画『パパはわるものチャンピオン』予告編公開 主題歌は高橋優が書き下ろし

2018年05月23日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 大ヒット絵本『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』を映画化した『パパはわるものチャンピオン』の公開日が9月21日に決まり、予告編とポスターが公開された。


参考:『パパはわるものチャンピオン』予告編


 本作は、人気も実力も兼ね備えたエースレスラー大村孝志が、膝に大ケガを負い、試合から長期離脱してから10年、悪役レスラーに転向してからの日々を描く物語。孝志が客席からブーイングを浴びる日々を、妻の詩織は変わらずに見守る一方、9歳になった息子の祥太だけには隠していた。偶然にも祥太にバレてしまい、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまった孝志だったが、トップレスラーのドラゴンからタイトルマッチの相手に指名される。自らのプライドと家族への愛のために、孝志は全く勝ち目のない戦いに挑む。


 公開されたポスターでは、「大事なのは勝つことじゃない。」というキャッチとともに、棚橋演じる孝志が悪役のマスクを脱ぎ、大きな決断をした表情が写し出されている。


 一方の予告編は、あるきっかけから寺田心演じる息子・祥太に、孝志の職業が悪役レスラー“ゴキブリマスク”だと知られてしまうシーンから幕をあける。木村佳乃演じる妻の詩織が、祥太にパパのお仕事について説明する場面や、祥太がクラスメイトからいじめられるシーンも収められている。そのほか、同僚にも引かれるほど熱狂的なプ女子を演じる仲里依紗や、オカダ・カズチカ、田口隆祐、真壁刀義など新日本プロレスの人気プロレスラーたちも登場。高橋優が書き下ろした主題歌「ありがとう」もあわせて試聴することができる。


■高橋優 コメント
・主題歌抜擢の際の心境
普段から映画が大好きなので、映画の主題歌のお話をいただくと嬉しい気持ちになります。


・主題歌制作のエピソード
いつも近くにいさせてもらえるからこその心の安らぎと、すれ違い。愛するがゆえの葛藤。いいことばっかりじゃないけどやっぱり大切な人。そんな二人三脚のような人間関係の歌を作りたいと思いました。


・映画の感想
プロレスというスポーツに今まで携わった経験が一度もないにも関わらず、ゴキブリマスクの背中にシンパシーを感じている自分に気がつきました。家族として、仕事人として、男としての生き様。そういったことを考えさせられる映画でした。


■棚橋弘至 コメント
・主題歌を聞いた感想
先日、高橋優さんと2人でお話する機会に恵まれました。主題歌を作る前に作品を何度も何度も観ていただいたそうです。それだけでももう感動なのに…。感謝の言葉「ありがとう」。伝えなきゃなぁと思いながら、出来てないことが多い日常。家族に、嫁さんに、子供に、友達に、同僚に…。「ありがとう」は「有り難い」が語源で、なかなかないことなんですね。当たり前は当たり前じゃないと。優しく、かつ、力強いメロディーラインに心が震えました。「ありがとう」で生きていこうと、この曲を聴き終えて、あらためて思いました。最高。


(リアルサウンド編集部)