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ハートレー「ワールドシリーズで表彰台に上ったモナコ、トラックのことはよく理解している」

2018年05月22日 18:51  AUTOSPORT web

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ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
トロロッソ・ホンダF1のブレンドン・ハートレーは第二の故郷であるモナコGPを楽しみにしていると語った。 

 ハートレーは第5戦スペインGP終了時点で1ポイントを獲得しているのみでマシンの速さを引き出すのに苦労しているが、過去別のシリーズで何度か走っているモナコのトラックに自信を見せている。

「実は、これまで3年半の間、モナコに住んでいるんだ。レースで使われる市街地に住んでいるので、僕の家からもトラックが見えるぐらいだよ。ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきた」とハートレーは語った。

「ニュージーランドが僕のホームだけど、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在だ。だから、今週末はホームレースのような気分だよ。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えるのはいいね」

「このサーキットは好きで、ワールドシリーズではルノーから何度か参戦し、3位表彰台を獲得したこともある。だからこういった市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしている。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりだ」

「モナコの市街地サーキットは非常にユニークだ。ここはカレンダー中で最も遅いサーキットだけど、F1マシンに乗っていると、実際のスピードよりはるかに刺激的なスピード感覚を味わうことができる。ウォールから数cmのところを切り込んでいくこのサーキットでいいラップタイムを記録することは、ドライバーにとってこの上ない喜びなんだ」

「ウォールからわずか数cmのところを周回し続けるためには確かな自信が必要になるけど、それは同時に多くのF1ドライバーが楽しみにし、また切望していることでもある」

「モナコGPは、週末を通して特別な雰囲気に包まれている。過去数年では、レッドブルのエナジーステーションからレースを観戦し、すばらしい時間を過ごすことができた。今年は自分がF1ドライバーとして参戦できるので、例年よりさらに特別な時間になるはずだよ」