トップへ

「ジバンシィ」2019年スプリングコレクション発表、日本からも着想

2018年05月22日 18:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
「ジバンシィ(GIVENCHY)」が、2019年スプリングコレクションを発表した。アーティスティックディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)は、メンズのテーラリングに80年代のシャープなショルダーやアシンメトリーなラインなどの要素をミックスし、自身のルーツであるイギリスを描いた。

 ブランド創業者のユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)が日本に関心を抱いていたこともあり、ワイト・ケラーは、4月に訪れた日本からのインスピレーションとアーカイブにあるキーピースを今回のコレクションに採用。
 ウィメンズラインでは、艶やかなターコイズレザージャケットやチューリップスカートなどのステートメントピースとともに、ホワイトのアクセントの効いたミニマルな黒いドレスを展開。伝統的な日本のモチーフはブラックドレスに花火のプリントととして表現されている。
 メンズラインでは、80年代、90年代からのアイデアを現代的にアレンジし、アンダーグラウンドな空気感漂うフレッシュでスポーティーなシルエットに仕上げた。キーアイテムとしてハワイアンシルクシャツやスキューバモチーフのスポーツウェアを展開。そのほか、柔道着からインスパイアされたガウンや漫画のプリントが取り入れられたフーディー、ボンバージャケットなどもラインナップし、日本からの影響が感じられるアイテムが登場している。