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マクラーレンが正式発表。ニコラス・ラティフィの父親が大株主に

2018年05月22日 12:11  AUTOSPORT web

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ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
マクラーレン・グループは、カナダのビジネスマン、マイケル・ラティフィが株主の一員になったことを、21日に正式に発表した。ラティフィは、現在F2に参戦するニコラスの父親。

 今週、マクラーレンが株式を売却する形でニダラ社に対して2億380万ポンド(約304億7700万円)の出資を得たこと、このニダラ社にはマイケル・ラティフィが関わっているということが報じられ、将来息子ニコラスがマクラーレンF1チームと契約を結ぶ可能性が出てきたとの推測も持ち上がっていた。

 マクラーレン・レーシング、マクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・アプライド・テクノロジーズを包括するマクラーレン・グループは、21日、正式なプレスリリースを発表し、ラティフィが管理するニダラ社に株式を売却し、ラティフィが新株主になったことを明らかにした。

 今回の発表では詳細は明かされていないものの、BBCは、ラティフィはマクラーレン・グループの株式10パーセントを取得したと伝えている。バーレーン政府の投資会社マムタラカトが約56パーセント、マンスール・オジェが14パーセントを所有、その他に少数の株式を持つ4社が存在するということで、ラティフィは第三の株主ということになる。
  
 BBCの取材によると、ある関係者が今回の取り引きはニコラスのキャリアに影響しないと述べたということだ。
   
 ラティフィは2016年にGP2に初のフル参戦を果たし、翌2017年と2018年もF2となったシリーズにDAMSから出場。F2では昨年1勝を挙げてランキング5位、今季は現時点で9位に位置している。今年はフォース・インディアF1チームのリザーブドライバーも務めている。