2018年05月22日 10:41 リアルサウンド
傑作ドラマの感動は主題歌とともに。連ドラ文化に親しんできた人なら、ワンフレーズ聴いただけでシーンがフラッシュバックするような、タイトルが即座に思い浮かぶような、そんな楽曲をいくつかは覚えていることだろう。
ドラマ主題歌に求められるのは、ひとつに作品の“看板”の役割を果たすこと。ドラマそのものに変わり、放映日以外にも繰り返し流されることで作品の存在をまだ見ぬ視聴者にも印象付けることができる。そのためにはストーリーとの連動感、楽曲自体のインパクトも不可欠。たとえば前クールで話題となった『アンナチュラル』の主題歌で、今なおロングヒットを続けている米津玄師「Lemon」などはまさにその良い例。SNSを中心に「ドラマと歌詞がリンクしすぎてヤバい」「曲を聴いただけで泣ける」といった意見が相次ぎ、ドラマ自体のヒットにも一役買った。
今クールで放映中のドラマの主題歌にも、そんな個性的で作品との親和性を感じさせる楽曲が揃った模様。いくつか例を挙げながら見ていきたいと思う。
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■『シグナル 長期未解決事件捜査班』