パウィがフランスGPで15位フィニッシュ
長島は25位
Rd.05 フランスGP/ブガッティ・サーキット
2018年5月20日(日)
コンディション:ドライ
気温: 21℃ 路面: 38℃
2018年第5戦フランスGPで、IDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィが15位でフィニッシュしました。チームメートの長島哲太は、25周のレースを25位で完走しました。
現地時間の午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートした決勝レースで、パウィは序盤から粘り強い走りを続け、周回ごとに着実に順位を上げていきます。終盤に単独で走り続けているときも集中力を失わず、最後まで走りきって今シーズンの初ポイントを獲得しました。
長島は序盤から果敢に攻めて順位を上げ、さらに前を目指していた13周目に13コーナーでまさかの転倒を喫しますが、そのあとマシンを引き起こしてレースに復帰し、最後まで走りきりました。
第6戦イタリアGPは、6月1日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。
カイルール・イダム・パウィ(15位 / 41'06.158 / +25.996)
「スタートはうまく決まったのですが、序盤で少し順位を下げてしまいました。いいペースで走れていたので、そのあとは落ち着いて状況を見極め、少しずつ攻め始めました。今日は何名もの選手が転倒をしていて、僕もフロントが限界に近い状態だったので、ブレーキングでは無理をしすぎず、自分のペースを維持するように注意しました。チームががんばってくれたおかげで、今シーズン初ポイントを獲得できたのでとてもうれしいです。この調子でこれからもがんばります」
長島哲太(25位 / 41'47.874 / +1'07.712)
「ロースとバルベラに追いついたときに、彼らのタイムが1秒くらい遅かったので、すぐに抜いて前を追いかけようと思い、ロースを抜いたあとにレイトブレーキをしたらそのままフロントから転倒をしてしまいました。自分のミスによる転倒なので、チームには申し訳ない気持ちでいっぱいです。明日のテストはいい内容のテストにして、イタリアGPではトップ10を狙えるようにがんばります」
青山博一 チーム監督
「長島は、とてもいいペースで決勝を走ってくれました。転倒をしてしまったのは残念ですが、それがなければトップ10に入れるリズムだったので、この悔しさを次のムジェロにぶつけてほしいです。パウィは、ヘレスからのいい流れを今週も継続してくれました。彼自身にとってもチームにとっても士気が上がる、ポジティブな結果になりました。明日のテストでは、今回足りなかったところを詰めていって、次戦のムジェロに備えます」