第102回インディ500は、20日にグリッド順を決定するポールデイが開催。9台でポールを争うファストナインは、エド・カーペンター・レーシングのオーナードライバー、エド・カーペンターが制しインディ500で3度目のポールポジションを獲得した。
前日の予選1日目で29番手と厳しい結果だった2017年インディ500ウイナーの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はスピードアップを果たし16番グリッドを獲得した。
予選1日目でインディ500決勝レースに進む33台が決定。予選2日目となるポールデイは、前日の1~9番手はポールポジションを争うファストナインを、10~33番手は、10番手グリッド以降を争うセッションに出場する。
14時45分から10番手以降を争うセッションがスタート。前日の33番手から4周の平均スピードを争うアテンプトを開始する。チームメイトたちが苦戦するなか、5番目にアテンプトとなった佐藤琢磨は前日よりスピードをアップ。最終的には予選16番手と一気にポジションをアップした。
24台がアテンプトを終えると、いよいよポールポジションを争うファストナインがスタート。
まずはインディ500が引退レースとなるダニカ・パトリック(エド・カーペンター・レーシング)がアテンプトへ。平均228.090mphを叩き出す。
ペンスキー勢が上位を独占するなか、前日2番手のカーペンターは1周目をこの日最速の230.088mphで走行。残り3周目229mphで走行し、平均229.618mphでトップに立つ。
残るは4度目のインディ500制覇を目指すチーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスのみ。しかし、カストロネベスは1周目を228.992mphで走行すると徐々にスピードを落とし平均227.859mphで8番手に留まった。
全車がアテンプトを終え、ポールポジションを獲得したのはカーペンター。2013、2014年に続いて3度目のインディ500ポールポジションだ。
第102回インディ500/予選2日目ポールデイ総合結果
Pos.No.DriverTeamEngineMPH120E.カーペンターエド・カーペンター・レーシングC229.618222S.パジェノーチーム・ペンスキーC228.761312W.パワーチーム・ペンスキーC228.60741J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC228.405518S.ブルデーデイル・コイン・レーシングH228.142621S.ピゴットエド・カーペンター・レーシングC228.107713D.パトリックエド・カーペンター・レーシングC228.09083H.カストロネべスチーム・ペンスキーC227.85999S.ディクソンチップ・ガナッシH227.2621014T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC227.664114M.レイストA.J.フォイト・レーシングC227.5711298M.アンドレッティアンドレッティ・ハータ・オートスポートH227.2881319Z.クレイマン・デメロデイル・コイン・レーシングH226.9991428R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH226.7881523C.キンボールカーリンC226.6571630佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH226.5571732K.カイザーユンコス・レーシングC226.398186R.ウィケンスシュミット・ピーターソンH226.2961933J.デイビソンA.J.フォイト・レーシングC226.2552059M.チルトンカーリンC226.2122129C.ムニョスアンドレッティ・オートスポートH226.0482288G.チャベスハーディング・レーシングC226.0072325S.ウィルソンアンドレッティ・オートスポートH225.8632424S.カラムドレイヤー&レインボールドC225.8232526Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH225.7482664O.セルビアスクーデリア・コルサ RLLH225.6992766JR.ヒルデブランドドレイヤー&レインボールド・レーシングC225.418287J.ハワードSPM/AFSH225.3882910E.ジョーンズチップ・ガナッシH225.3623015G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH225.3273160J.ハーベイマイケル・シャンク・レーシングH225.2543227A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH224.9353317C.デイリーデイル・コイン・レーシングH224.429