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DTM:大クラッシュ演じたレネ・ラスト、レントゲン検査で異常なしもレース2欠場

2018年05月20日 12:01  AUTOSPORT web

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クラッシュして大破したアウディRS5 DTM
5月19日にドイツ・ラウジッツリンクで行われたDTMドイツツーリングカー選手権の第2ラウンド、決勝レース1で大クラッシュを演じたレネ・ラスト(アウディRS5 DTM)が決勝レース2を欠場することになった。

 ラストは決勝レース残り38分頃、3コーナーの立ち上がりでイン側にいたロイック・デュバル(アウディRS5 DTM)と接触してハーフスピン状態に。そのままダートに乗り上げると横転した上、さらに縦方向にも1回転する大クラッシュを演じた。

 クラッシュしたマシンはルーフ部分が大破してロールケージがむき出しとなる状態だったが、乗っていたラストは自力でマシンを降り、無事をアピールしている。

 アクシデント後、ピットレーンでインタビューに応じたラストは「理解し難いかもしれないけど、まったく無傷なんだ」とコメントした。

「身体のどこにも痛みはない。DTMマシンがどれだけ安全か証明されたと思うし、とにかく自分が無傷なことをうれしく思うよ」

 ラストはその後、検査のためにサーキット近くの病院へ搬送されレントゲンなどによる検査を受けたが、ここでも骨折などの外傷は発見されず。ただしラストは病院で一夜を過ごしており、医師から念のためレース2を欠場するよう指示を受けたという。