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MotoGPフランスGP予選:ザルコが母国でポール、5戦連続1列目スタート。中上は19番手

2018年05月19日 22:51  AUTOSPORT web

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ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3
MotoGP第5戦フランスGP、MotoGPクラスは、フランスのル・マン、ブガッティ・サーキットで2日目の予選を行い、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が1分31秒185でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはフリー走行3回目でトップタイムを記録したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とダニ・ペドロサ(ホンダ)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は気温22度、路面温度44度のドライコンディションで争われた。

 ザルコは開始4分すぎのアタックラップ1周目にトップに浮上。開始5分すぎにマルク・マルケス(ホンダが1分31秒893とポールレコードを更新するファステストを記録してトップに立つが、開始7分直前にペトルッチが1分31秒658をマークしてトップに立つ。

 ザルコは開始7分すぎに1分31秒645とファステストを更新し1回目のアタックをトップで終える。2回目のアタックが始まると、残り2分でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分31秒590とファステストを更新してトップに立つが、マルケスがその直後に1分31秒315を記録してトップを奪還する。しかし、ザルコは残り45秒を切ったところで1分31秒185を記録。今シーズン2回目、MotoGPクラス通算4回目、MotoGPクラスのホームレースでは初のポールポジションを獲得した。

 2番手に1分31秒293でマルケス、3番手に1分31秒381でペトルッチが続き、ペトルッチはQ1の2番手から大きくポジションを上げ、フロントロウを獲得。

 終盤のアタックで1分31秒454を記録したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)は一時2番手まで浮上したが、4番手となった。Q2直前のフリー走行4回目でトップタイムを記録していたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)はラストアタックで1分31秒553を記録して5番手を獲得。ロレンソは1分31秒590で6番手となった。ジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分31秒683で7番手に続き、フリー走行総合トップでQ2に臨んだビニャーレスは1分31秒784で8番手に終わった。9番手に1分31秒900でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、上位9名が従来のポールレコードタイムを更新した。

 ペドロサは1分32秒024で10番手、ティト・ラバット(ドゥカティ)が1分32秒049で11番手に続き、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はセッション序盤に2コーナーで転倒、再びコースに出たものの、1分32秒455で12番手となった。ここまでがQ2のタイム順でグリッドを決定。以下Q1のタイム順となる。

 カル・クラッチロー(ホンダ)は1分32秒315で13番手。クラッチローはQ1セッション終盤のアタック中に8コーナーでハイサイド転倒、メディカルに運ばれた。ルーキートップの14番手に1分32秒397でハフィス・シャーリン(ヤマハ)が続き、アレックス・リンス(スズキ)が1分32秒401で15番手。リンスはQ1前のフリー走行4回目で転倒を喫していた。

 16番手に1分32秒770でフランコ・モルビデリ(ホンダ)、17番手に1分32秒795でブラッドリー・スミス(KTM)、18番手に1分32秒988でポル・エスパルガロ(KTM)。中上貴晶(ホンダ)は1分33秒062でQ1セッション9番手、総合では19番手となった。

 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)はQ1セッション序盤に転倒を喫し、1分33秒324で20番手。21番手に1分33秒439でトーマス・ルティ(ホンダ)、22番手に1分33秒676でスコット・レディング(アプリリア)、23番手に1分33秒802でチャビエル・シメオン(ドゥカティ)の順で続き、カレル・アブラハム(ドゥカティ)はQ1のセッション終盤に6コーナーで転倒を喫し、1分33秒839で24番手となった。

 2日目のセッションは転倒が目立った。午前中のフリー走行3回目ではペドロサ、マルケス、スミスが転倒、フリー走行4回目ではロッシも転倒を喫している。