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英バッキンガム宮殿、ヘンリー王子とメーガンさんの正式称号を発表

2018年05月19日 19:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ヘンリー王子とメーガンさんの正式称号は…(画像は『Kensington Palace 2018年4月25日付Twitter「Today, on #AnzacDay Prince Harry and Ms. Meghan Markle have paid tribute to Australian and New Zealand servicemen and women at the Dawn Service in London alongside @NZinUK and @AusHouseLondon」』のスクリーンショット)
世界中が注目する英ヘンリー王子とメーガン・マークルさんの挙式まであと1時間ほどとなったが、先ほどバッキンガム宮殿よりヘンリー王子とメーガンさんへの正式称号が発表された。『Daily Star』など多くのメディアが伝えている。

まもなくウィンザー城敷地内聖ジョージ・チャペルにてセレモニーを執り行うヘンリー王子とメーガン・マークルさんだが、その2人に与えられる称号がバッキンガム宮殿より発表された。同宮殿の声明文は下記の通りである。

「本日、エリザベス女王はヘンリー・オブ・ウェールズ王子へ公爵位を与えられることをお喜びになっておられます。ヘンリー王子には“サセックス公爵、ダンバートン伯爵およびキルキール男爵(Duke of Sussex, Earl of Dumbarton and Baron Kilkeel)”という爵位が与えられます。それゆえヘンリー王子は“サセックス公爵殿下(Royal Highness The Duke of Sussex)”、メーガンさんは“サセックス公爵妃殿下”(Royal Highness The Duchess of Sussex)となります。」

この称号は、結婚式で公式なものとなりメーガンさんは自動的に一般市民から皇族へと変わる。また一部報道によると、今回エリザベス女王がヘンリー王子にこの爵位を与えた理由は、過去にこの称号を所持していたある人物との類似性を見出したからではないかということだ。

英国王ジョージ3世の第6王子で、ケンジントン宮殿に住んでいた初代サセックス公爵オーガスタス・フレデリック王子は、イタリア旅行中に第4代ダンモア伯ジョン・マーレイの次女オーガスタさんと出会い、恋に落ちた。フレデリック王子は、オーガスタさんの社会的地位が低すぎると反対した父ジョージ3世の同意を得ぬまま1793年にローマで密かに挙式し、その後イギリスに戻って再び式を挙げるも、後に「2人の結婚は王に認められていないもの」として無効にされ、結局オーガスタさんとは別れている。

それでも、周りの反対や懸念を押し切って「愛」を選んだフレデリック王子とヘンリー王子には、どこかしら共通点があるのかもしれない。

画像は『Kensington Palace 2018年4月25日付Twitter「Today, on #AnzacDay Prince Harry and Ms. Meghan Markle have paid tribute to Australian and New Zealand servicemen and women at the Dawn Service in London alongside @NZinUK and @AusHouseLondon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)