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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第5戦フランスGP 初日レポート

2018年05月19日 14:51  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
フランスGP初日、鳥羽が2番手発進
アティラプワパは26番手スタート

Rd.05 フランスGP/ブガッティ・サーキット
2018年5月18日(金)
コンディション: ドライ
気温: 20℃ 路面: 40℃

 2018第5戦フランスGPが、ブガッティ・サーキットで初日の走行を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて1分42秒644で初日総合2番手、チームメートのナカリン・アティラプワパは1分43秒850の26番手で明日のセッションへ臨みます。

 鳥羽は午前のFP1から快調な走りを披露し、セッション最後にトップタイムから0.609秒差の12番手タイムを記録。一方、アティラプワパは午前のFP1を22番手で終えました。

 午後のセッションでは、コースに対する習熟をさらに深めた鳥羽がトップタイムまで0.048秒の僅差に迫り、アティラプワパも午前から0.44秒のタイムアップに成功しました。

 明日のFP3は現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートし、午後12時35分から40分間の予選が行われます。

鳥羽海渡(2番手 / 1'42.644 / +0.048)
「FP2の最後には少し無理をしすぎて転倒してしまいましたが、限界を確認することができたという意味ではいい勉強になりました。今日は全体的にいいフィーリングで走ることができました。2番手で終えたのはMoto3クラスでは初めてなので、手応えのある一日になりました。明日の予選ではフロントローを獲得し、日曜の決勝レースでは優勝を目指して表彰台争いをしたいです」

ナカリン・アティラプワパ(26番手 / 1'43.850 / +1.254)
「午前はまずまずの走り出しでしたが、午後はリアがスライドするようになったので、明日は乗り方を工夫して対応していきたいと思います。走行するラインやバイク上でのポジション移動などをいろいろと試し、明日は1分42秒台への到達を目指します」

青山博一 チーム監督
「鳥羽は午後の走行でフロント・リアともにフィーリングが向上し、どんどんラップタイムを更新してくれました。明日のセッションでは、さらなるレースペースの改善を目指してがんばってほしいです。ナカリンは、セッションの組み立てがうまく行かず、ラップタイムを十分に伸ばしきれませんでした。マシンパッケージは悪くないと思うので、決勝レースに向けて、明日はさらにステップアップを目指します」