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川崎駅西口に大規模複合施設が開業、サポーズデザインオフィスがホテルの内装デザインを監修

2018年05月19日 11:12  Fashionsnap.com

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外観イメージ Image by: 東日本旅客鉄道
JR東日本が、川崎駅西口エリアで大規模複合施設の建設工事に着手することを発表した。

 今回の複合施設の建設は「川崎駅西口地区 地区計画」に基づき行われるもので、同エリアの再開発を行うことで駅周辺の更なる都市機能強化や歩行者ネットワーク及び回遊性の向上を図るという。複合施設の延床面積は約13万7,000平方メートル。オフィスなどが入居する地上29階から地下2階建ての高層棟をはじめ、商業施設などが入る地上5階から地下1階建ての低層棟、地上16階建てのホテル棟で構成される。ホテルの開業は2020年春、全体の完成は2021年春を予定している。
 高層棟では、総貸室面積約6万6,000平方メートルの川崎エリア最大級となる大規模なオフィスフロアを展開。快適で生産性の高いオフィスライフを提供するため、カンファレンスなどのオフィスサポート施設や屋上ラウンジなどのリフレッシュスペースを用意する。ホテル棟には、川崎エリア最大級規模となる「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」を開業。インテリアデザイン監修には、谷尻誠と吉田愛が主宰する建築設計事務所サポーズデザインオフィス(SUPPOSE DESIGN OFFICE.,Ltd.)を起用した。客室は約300室を用意し、ミーティングルームやランドリーラウンジ、ジム、川崎市の音楽文化を発信するロビーカフェなどを備える。
 低層棟では、2階には飲食店などを展開する商業フロアを、3階から5階にはジムやプール、スタジオを備えた約4,000平方メートルの大型フィットネス&スパを展開。このほか、ビル内に約400平方メートルの保育施設を整備し、近隣施設と接続する歩行者デッキや雨除けが設置された歩行者専用道路などの公共施設を設置する。
■施設概要所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町1-5他敷地面積:約1万2,400平方メートル延床面積:約13万7,000平方メートル階数:高層棟 地上29階地下2階/低層棟 地上5階地下1階/ホテル 地上16階