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激褒めフィードバックを行う「ほめまくる覆面調査サービス」が登場! 人材定着率を上げて採用コスト削減につなげる

2018年05月19日 09:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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人手不足や採用難が各業界・企業の共通課題と言われる昨今、覆面調査などを行うメディアフラッグは5月17日、「ほめまくる覆面調査サービス」の提供を開始した。

覆面調査員が一般客として、導入企業を利用して調査するところまでは従来通りだが、フィードバックする内容は店舗やスタッフの良い点のみ。さらにマネージャーや店長向けにほめまくるマネジメント研修を実施するというもの。

「褒めまくる」ことがモチベーション向上、信頼性の構築に

同社広報担当者は「通常の覆面調査だと、店舗側は改善のため出来ていない部分に目が行きがち」と話す。また、出来ていないことを指摘されると落ち込む人もいる、とした上で、

「このサービスでは『笑顔がよかった』など良い点にフォーカスしたレポートを作成します。マネジメントで大切なことは褒めることと良く言われますが、やっぱり褒められると嬉しいですよね。頑張るためのモチベーション向上に繋がると考えています」

調査後のマネージャーなどを対象とした「ほめまくる研修」では、どうして褒めることが重要になるのか、どのような点を意識して褒めるかなどについてレクチャーする。同担当者は「店長や管理職者が積極的に褒めることを通して、関係性や信頼性の構築に役立ててほしい」という。

費用は、飲食店10店舗で計5000円利用した調査が15万円、90分の褒めまくる研修が20万円となっている。

離職者を減らすことで採用コストを抑える狙いも

同サービスをスタッフとのコミュニケーション不足や離職率の高さに悩む店舗に導入することで、働く人のモチベーション向上が期待されるという。人材の定着率も上がり、安定したサービス提供を行うことができるようになるため、売上げアップにも繋がる、としている。担当者は、

「覆面調査で指摘された点を改善することで売上が上がる例は多いです。しかし1人にかかる採用コストは50万と言われており、離職者を減らすことも重要だと考えています」

と説明する。人手不足が叫ばれる飲食やアパレルなどのサービス業の他、対面サービスを行う銀行や保険など幅広い業種での導入を想定している。また覆面調査ができないBtoB企業では、研修だけの提供も行う予定だ。