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ヘンリー王子&メーガンさん挙式前に、米メディア「英王室の大失敗もトラブル続きの要因」

2018年05月19日 05:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

メーガンさん、結婚生活はスムーズに行きますように…(画像は『The Royal Family 2018年4月25日付Instagram「To mark #ANZACDay in London, The Duke of Cambridge, Prince Harry and Ms. Meghan Markle joined today’s Service of Commemoration and Thanksgiving.」(PA)』のスクリーンショット)
英ヘンリー王子とアメリカ人女性メーガン・マークルさんの挙式が、いよいよ目前に迫ってきた。そんな中、メーガンさんの異母姉が立案して実現したパパラッチによる“メーガンさん父撮影スキャンダル”などもあり、家族絡みのトラブルが続いている。そんな中、エチケットの専門家が米メディアの取材を了承。「そもそも英王室側も大きなミスをおかしていたのです」と批判を炸裂させた。

このほどエチケットの専門家として活躍するウィリアム・ハンソン氏が、『Page Six』の取材に応じ「そもそも王室は一般人を妻に迎えることに十分には慣れていない」と指摘。メーガン・マークルさんの父、異母兄・姉らの言動に不穏な空気もおおいに感じられるなか、同氏が語った意見をいくつかご紹介したい。

■メーガンさんがすべきこと
メーガンさんがお気の毒でたまりませんよ。」
「ただ興味深いとも思っています。王室メンバーが一般人と結婚すると、当惑するようなこと、それに思わぬアクシデントもあるということです。相手がどんなに賢くてもです。」
「メーガンさんは、(ヘンリー王子からきちんとした)“プリンセスレッスン”を受けるべきです。学ぶべきことは多々あります。それは、キャサリン妃も同じです。キャサリン妃はカミラ夫人からいろいろとアドバイスを受けたんですよ。」
「メーガンさんは、非常に独立心があり頑固な方でもあります。ですがヘンリー王子、そして新たな親族(王室の人々)のアドバイスには耳を傾けるよう願っています。」

■王室側の失敗
「王室側は誰かをメーガンさんの父に会わすべく、すぐに派遣すべきでした。父親だけでなく、他の家族もしかりです。でもそれは実現しませんでした。だからこのように思いがけぬことが(あれこれと)起こったのです。」
「キャサリン妃が王室入りをする際、キャサリン妃のご家族はより相応しい振る舞いをし、自分達が王室に何を期待されているかを心得ていた。つまり、うまく同調する立場をとっていたのです。」
「王室メンバーが一般人と結婚するようになる前は、同じく王室メンバーや貴族と結婚したものです。」
「愛の無い結婚も多く、ものすごく良い結婚生活ばかりではなかったかもしれませんね。しかし、そういう人達は振る舞い方を心得ていたものです。」

■メーガンさんの態度
「メーガンさんは、『自分は巨大な機械についた“小さな歯車のひとつ”だ』という自覚を忘れてはいけません。」
「メーガンさんが個人的に信じ大事にしていることは、英王室とは関係ないのです。彼女にも多くのことを成し遂げることができるでしょう。それこそ英国のみならず世界中でね。でも一気には無理。ゆっくり進めていくべきです。」

中には「外国人でバツイチ、しかも黒人の血がまじるメーガンさんは英王室メンバーとして相応しくない」という声もあるが、多くの国民がメーガンさんを歓迎し温かく迎え入れるべく見守っている。しかし「王族×一般人」の結婚は、「王族×王族」「一般人×一般人」のそれとは比べようがないほど、考慮すべき点が多いようだ。だがこの結婚で英王室がより開け国際的なものになること、そして王室への関心度がかつてないほど高まるだろうと見られている。

画像は『The Royal Family 2018年4月25日付Instagram「To mark #ANZACDay in London, The Duke of Cambridge, Prince Harry and Ms. Meghan Markle joined today’s Service of Commemoration and Thanksgiving.」(PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)