朗読劇『恋を読む「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」』が8月24日から29日にかけて東京・有楽町のオルタナティブシアターで上演される。
新たな朗読劇シリーズ『恋を読む』の第1弾となる同公演の原作は、2016年に実写映画化された七月隆文の小説『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。通学電車で出会った女性と交際する「ぼく」が、ある秘密を知ってしまったことで彼女とすれ違い始めるというあらすじだ。
舞台に登場するのは、主人公の男女を演じる2人のみ。同公演のために制作されたオリジナルアニメーションと共に上演される。
出演者は日によって異なり、男女の組み合わせは鈴木拡樹と山崎紘菜、梶裕貴と高月彩良、木村達成と清水くるみ、黒羽麻璃央と戸松遥、鳥越裕貴と梅田彩佳、松田凌と内田真礼、三浦宏規と福原遥となる。出演日はオフィシャルサイトで確認しよう。
脚本・演出を手掛けるのは劇団ロロ主宰の三浦直之。音楽を深澤恵梨香、アニメーションをひらのりょう(FOGHORN)、衣装を伊賀大介が担当する。三浦は同作について「朗読は、あたりまえだけどすでに書かれたものを読む行為です。かつて誰かが書いた言葉を追想する行為っていってもいいかもしれません。それって『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』にとてもよく似合います」と語っている。チケットの一般販売は7月22日からスタート。
■三浦直之のコメント
朗読は、あたりまえだけどすでに書かれたものを読む行為です。かつて誰かが書いた言葉を追想する行為っていってもいいかもしれません。それって「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」にとてもよく似合います。
出会いに別れを重ねるような、別れに出会いを溶かすような物語を、たった2人の俳優たちと一緒につくります。
■七月隆文のコメント
朗読劇にして頂くのは初めてなので、どんなものになるのか、わくわくしています。7通りの高寿と愛美が見られるというのも、ならではの贅沢で、それぞれの役者さんがどんなふうに演じられるのか、違いがとても楽しみです。