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20世紀最高の歌姫を描く マチュー・アマルリック監督作『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』11月公開

2018年05月18日 17:02  リアルサウンド

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 第70回カンヌ国際映画祭で、ある視点部門ポエティックストーリー賞を受賞した『Barbara(原題)』が、『バルバラ~セーヌの黒いバラ』の邦題で11月16日より全国順次ロードショーされることが決まった。


参考:黒沢清はイメージの狂気の中を彷徨っている 荻野洋一の『ダゲレオタイプの女』評


 「黒いワシ」「ナントに雨が降る」などの名曲で知られ、1950年代からシャンソン界の女王として君臨したフランスの伝説的歌手バルバラ。本作では、謎に満ちたバルバラの人生を演じる女優のブリジットと、映画監督イヴが愛の迷宮で彷徨う姿が描かれる。


 ブリジットは、バルバラになり切るため自身の性格・歌声・ジェスチャーなどのすべてをバルバラに模し、自分の中に取り込もうとするが次第にバルバラの存在が自分の中で大きくなり、心身ともに支配されていく。


 監督・脚本を務めたのはマチュー・アマルリック。アマルリックの元パートナーで、『そして僕は恋をする』で彼と共演経験があるジャンヌ・バリバールがバルバラ役を務める。(リアルサウンド編集部)