ヨーロッパラウンドの2戦目となるMotoGPフランスGPが5月18日から開幕。LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は、Moto2時代にポールポジションを獲得した相性のいいル・マン、ブガッティ・サーキットでトップ10フィニッシュを目指すという。
MotoGPは現在4戦を終え、そのすべてのレースで完走を果たしている中上。前戦スペインGPでは自己ベストリザルトとなる12位で終え、現在ランキング17番手につけている。
中上は、スペインGPの翌日に行われたへレスオフィシャルテストを8番手で終え、好感触を掴んだという。その後行われたムジェロでのテストでもフランスGPへ向けた手応えを感じたようだ。
「前戦のスペインGP翌日の事後テストと、さらにその後に実施したムジェロサーキットでの計2回のテストでは、とてもいい手応えを掴むことができました」と中上。
「バイクのフィーリングは向上し、セットアップ面でも進歩をしています。電子制御面でも着実に前進できました」
フランスGPの舞台となるブガッティ・サーキットについては「このコースをMotoGPで走るのは初めてですが、Moto2時代には初めてポールポジションを取ったサーキットなので、相性のいい場所です」と話す。
「レースごとに前進し続けることが目標なので、今回はトップ10フィニッシュを目指します。高い目標設定であることはわかっていますが、志は常に高く持って挑戦を続けていきます」