新世代のデザイン言語に移行し、WRC世界ラリー選手権で戦うWRカーのベースモデルとしても活躍するBセグメントハッチバック『シトロエンC3』に、女性誌"ELLE"とのコラボレーションでフェミニンな魅力を漂わせる限定車『シトロエンC3 ELLE』が登場。5月14日より発売開始となっている。
角を落とした優しい楕円型が特徴のヘッドライトユニットと、その上部に多眼LEDが配されたデイタイムランニングライトの配置で、独特の和やかな表情を見せる最新シトロエンフェイスとなった3代目C3は、PSAグループ自慢の1.2リッター3気筒直噴ターボ“ピュアテック”にアイシン製のトルコン6速ATを組み合わせるなど、そのドライブトレーンも高い完成度を誇っている。
またフロントフェイスだけでなく、ボディサイドに配された衝撃吸収材としても役割を果たす独自の“エアバンプ”や、ツートーンルーフ、さらにインテリアにもラウンドした長方形をモチーフにデザインが統一され、上質なシートによる『シトロエン・アドバンスト・コンフォート』を具現化したパッケージが支持され、日本市場でもデビュー以降好調な売れ行きを示している。
そのC3に今回追加された限定車『シトロエンC3 ELLE』は、働く世代の女性向けファッション誌として日本でも歴史ある雑誌“ELLE”とのパートナーシップにより、C3の持つカスタマイズ要素を最大限に活かし『チェリーピンク』という鮮やかなアクセントカラーを採用。
ボディカラーには通常のラインアップでも高い人気を誇るホワイト系の“ブランバンキーズ”を採用し、ルーフは通常設定にないサーブル(薄いブラウン系のメタリック)を合わせてフェミニンな印象を演出。
エクステリアではフォグランプトリム、エアカプセル、C ピラーのピンストライプ、そしてルーフステッカーにチェリーピンクのアクセントを用い、その足元にはスタイリッシュな17インチアルミホイールで全体の印象を甘すぎるだけでなく引き締める効果も果たしている。
またインテリアでも同様の世界観が徹底され、象徴的なダッシュボードアクセントのほか、シートやフロアマットにも同色ステッチが施され“大人かわいいコーデ”が完成している。
通常、ブランバンキーズのペイントオプションだけでも2万4300円のところ、そのオプション費とこれだけの特別装備を加えながら、価格はベースモデルのSHINEに対してわずか2万円アップの245万円となっている。