MotoGP第5戦フランスGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
アメリカズGP、スペインGPと2連勝を飾り、ランキングトップに浮上したマルケス。ル・マンでは2013年に3位、2014年に優勝している。2015年は4位、2016年は転倒後再スタートして13位、昨年は転倒リタイアに終わっている。
スペインGP後にはヘレスでオフィシャルテスト、イタリアのムジェロでプライベートテストに参加。ムジェロでは転倒に見舞われたが、ケガはなく、予定していたテストプログラムを消化して準備を進めたという。
「いい流れをキープするために、可能な限りにベストに働かなければいけない。ル・マンでは過去には優勝し、表彰台を獲得したけど、いいペースをつかむのに苦労したことがあった」
「いつも言うように、毎年状況が異なる。当然、天候がどうなるかもわからないけど、いつものように、ポジティブにアプローチしたい。今年は、フランスGPまでの段階でいいレベルにあるから、レースウイークが楽しみ。金曜日からうまく仕事を始めて、日曜日には表彰台争いをしたい」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング11位)
前戦スペインGPでは不運な接触転倒リタイアに終わり、今シーズン2度目のノーポイントを喫してしまったペドロサ。ハイサイドで飛ばされたため、体を強打したが、大きなダメージはなく、その後に行なわれたテストにも参加した。
ル・マンのMotoGPクラスでは2013年に優勝、昨年は3位に入賞している。今年は4レース中2回も自分のミスとは言えない転倒でノーポイントに終わっているペドロサ。来年以降の契約更新を見据えて、ここから巻き返しを図る。
「スペインGPの後にチームと一緒に取り組んだテストの結果に満足している。テストは僕に自信を与えてくれたし、次戦に向けて、さらにモチベーションは高まっている」
「フランスGPは常に異なる挑戦が待っている。天候は予想不可能だし、気温が低くなるかもしれないから、タイヤ選択が難しくなるだろう。集中力を維持し、いいレースがしたい」