パク・チャヌク監督の映画『お嬢さん』が、6月2日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で1週間限定で上映される。
限定上映は、『お嬢さん』にミステリアスな令嬢・秀子役で出演しているキム・ミニの出演作『それから』の公開を記念して開催。R-18+指定の作品『お嬢さん』は、秀子とその財産を狙う詐欺師と侍女の3人が騙し合いを繰り広げるサスペンスだ。
今回は日本公開時に2週間だけ上映された「スペシャル・エクステンデッド版」を上映。パク・チャヌク監督自らが再編集を手掛けたバージョンで、通常本編より24分長くなっている。
6月9日から公開される『それから』は、ホン・サンスの監督作。小さな出版社に勤めることになったアルムが、初日早々に社長の妻に夫の不倫相手と決めつけられるが、その日の夜に社長の愛人が戻ってきたことから騒動に発展していく、というあらすじだ。キム・ミニはこれまでもホン・サンス監督の作品に多く出演しており、今年の『ベルリン国際映画祭』に出品された『Grass(原題)』がホン・サンス作品5本目の主演作となる。