ジュリエット・ビノシュと永瀬正敏のダブル主演となる同作。フランス人エッセイスト・ジャンヌが幻の薬草「Vision」を探しに奈良の吉野に訪れ、現地で出会った山守の智と言葉や文化の壁を越えて心を通わせていく、というあらすじだ。ジャンヌ役にジュリエット・ビノシュ、智役に永瀬正敏、山守の鈴役に岩田剛典（三代目J Soul Brothers、EXILE）、花役に美波、アキ役に夏木マリ、源役に田中泯、岳役に森山未來がキャスティング。公開は6月8日となる。
アキが薄暗いトンネルを鈴のついた杖を突いて歩くシーンからはじまる予告編では、ジャンヌと花が「ここにちょっと滞在することってできますか？」と智の家を訪ねる場面、智がジャンヌに「見るもの、聞くもの、触れるもの、感じるもの、それがすべてだ」と微笑みかける様子に加えて、気を失って倒れている鈴を智が発見するシーン、暗い森で泣き叫ぶ源や光に照らされた岳の姿、ジャンヌや鈴が涙を流す様子などが確認できる。なお同作の音楽は小曽根真が担当している。
