映画『日日是好日』の公開日が10月13日に決定。あわせて特報と第1弾ポスタービジュアルが公開された。
森下典子が茶道教室に通い続けた約25年にわたる日々を綴ったエッセイが原作の『日日是好日』。就職の話が出始めた大学生の典子が母親から茶道を勧められ、従姉の美智子からの一押しもあって、嫌々ながら「タダモノじゃない」と噂の茶道教室の先生を訪ねるというあらすじだ。典子役に黒木華、茶道教室の武田先生役に樹木希林、従姉の美智子役に多部未華子がキャスティング。監督、脚本は大森立嗣が務めた。
茶道の稽古シーンからスタートする特報では、典子が顔をしかめながら「これって、何やってるんですか?」と言う場面や、四苦八苦する典子たちを見て「お茶って、まあそういうものなのよ」と武田先生が微笑む様子、畳の上を決められた歩数で歩く典子の姿などが映し出されている。
「掛け軸」をイメージしたポスタービジュアルには、茶碗を前に正座する典子、美智子、武田先生の姿がイラストで描かれている。キャッチコピーは「Let it Tea. 史上初。お茶の映画できました。」。撮影は昨年の11月、12月に神奈川・横浜近郊で行なわれ、作品は今月に完成した。茶道未経験の黒木、樹木、幼少期に多少の経験がある多部の3人は、茶道の始動を受けて撮影に挑んだという。