株式会社エフジェイ/ビンゴスポーツは、長年GTレースで活躍するドイツのキャラウェイ・コンペティションとパートナーシップを締結し、8月24~26日に鈴鹿サーキットで行われる第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース(Suzuka 10h)』へ参戦する。
エフジェイ/ビンゴスポーツは、国内外の希少車ディーラーとして活動する『ビンゴスポーツ』や日本初の本格オークションハウス『BHオークション』などを展開している企業。
また、代表を務める武井真司はドライバーとしても活動しており、2014年からPCCJポルシェカレラカップジャパンにも参戦し、2017年にはオーバーオールとジェントルマンのダブルクラス制覇を達成しているほか、チームタイトルも獲得している。
そのビンゴスポーツとパートナーシップを結んだキャラウェイ・コンペティションは、2017年に激戦区であるドイツのADAC GTマスターズにコルベットC7 GT3-Rで参戦して王座を獲得している名門ワークス。2018年は北米のPWCピレリワールドチャレンジにもコルベットC7を投入している。
そんな両者が“GT3世界一決定戦”として開催される鈴鹿10時間にタッグを組んで参戦することになった。
参戦チーム名は『Callaway Competition with BINGO RACING』となり、ドライバーには武井と2018年はPCCJに参戦している上村優太を起用する。第3ドライバーの起用も予定しているが現時点ではTBN(後日発表)とされた。チームのメインスポンサーは『FUJIMAKI GROUP』が務める。
この活動についてはゼネラルモーターズ・ジャパンもサポートを行っており、レースに投入されるマシンについては現在製作中。初夏には日本国内でシェイクダウンされる予定とのことだ。
なお、今回のパートナーシップ締結にはイタリアの高級ブランド『BVLGARI』の創業家の一員で、熱狂的なアメリカ車ファンであるニコラ・ブルガリ氏が鍵だったといい、ブルガリ氏は「レースに限らず自動車の文化という観点からしても、Callaway CompetitionとBingo Sportsとのパートナーシップは重要なもの」とのコメントを寄せている。
「だからこそ、これから先のお互いの活動を通して特別な何かを達成できることをうれしく思います」
「すでにレース界において成功をおさめている数々のドイツ車や日本車たちと、コルベットというアメリカ車が競う合うのを見るのが、今から楽しみでなりません」