トロロッソ・ホンダのテストに参加したショーン・ゲラエルが、初めてSTR13で走り、昨年型と大きく異なることにすぐ気づいたと語った。
バルセロナでのF1インシーズンテスト初日に、トロロッソ・ホンダはゲラエルを起用した。午前セッション終盤にラジエタートラブルが発生、その影響でパワーユニットを交換し、コース復帰を果たせたのはこの日のセッションが終わる20分前だったということで、ゲラエルは周回数は50周にとどまり、ソフトタイヤで記録した1分21秒935で、13人中12位となった。
しかしゲラエルは、トロロッソでテストに参加できたことを喜んでおり、昨年型との違いは明らかだとの感想を述べた。
「いいスタッフといいマシンが揃ったトロロッソでまた走ることができてうれしかった」とゲラエル。
「走り出してすぐ、去年のマシンとSTR13の違いに気付いた。グリップがすごく向上していたんだ」
「今日はトラブルが起きて残念だったけれど、僕自身、たくさんのことを学べたし、チームも貴重なデータを得ることができたと思う。本当はもっとたくさん走りたかった。でもレースの世界ではよくあることだ。明日はさらに有意義な一日になることを期待しているよ」
翌16日は、ピエール・ガスリーがテストを担当する予定。