トップへ

宇多田ヒカル、映画『ペンギン・ハイウェイ』主題歌「Good Night」書き下ろし

2018年05月16日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 宇多田ヒカルが、映画『ペンギン・ハイウェイ』に主題歌「Good Night」を書き下ろした。


 同作は、『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の小説『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)が、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドと石田祐康監督の手によってアニメ映画化されたもの。主人公のアオヤマ君役を北香那が、“お姉さん”役を蒼井優がそれぞれ演じる。


(参考:宇多田ヒカル スタッフが語る、活動再開で得た実感


 宇多田がアニメーション映画の主題歌を担当するのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年発売「桜流し」)以来約6年ぶり。同楽曲は6月27日発売のオリジナルアルバム『初恋』に収録される。


 なお映画は8月17日より公開。前売り券の発売は5月18日からスタートする。


<北 香那(アオヤマ君役) コメント全文>
『Good Night』というタイトルにまさにぴったりな、優しくてゆらゆらと気持ちよく眠りについてしまいそうなメロディー、それと対照的な歌詞の力強さが、凄く印象的でした。聞けば聴くほど心地の良い歌声にも、何度も鳥肌が立ちました。歌詞の中に、どこかアオヤマくんを連想させるような部分も出てくるので、映画とのコラボレーションに今からワクワクしています。


<蒼井 優(お姉さん役) コメント全文>
最初の「愉しげに埃が舞う」という、軽やかで優しいフレーズに一気に引き込まれ、聞き進めると、幼少期の愛おしい時間の匂いがし始め、胸がぎゅっとなりました。
ノスタルジックだけど、明日に繋がって行く歌です。早くこの歌を皆さんと共有したいです。
私は今、宇多田ヒカルさんに感激しています。


<石田祐康(監督) コメント全文>
この曲には空間があります。それも、実家の陽に照らされて埃舞う小さな部屋の片隅から、宇宙的な遠い彼方にまで至るとても広いレンジを持って。それは「ペンギン・ハイウェイ」が持つ日常とSF、親近感とロマンが同居する姿と重なって聴こえるんです。


広大な空間に宇多田さんの歌声は波となってどこまでも響き渡ります。その温かさと力強さ。この作品のために見事に歌い上げていただき、本当にありがとうございました!