『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018』のオープニングコンサートが、7月28日、29日の2日間にわたって新潟・十日町市の越後妻有文化ホール・十日町中央公民館「段十ろう」で開催される。
『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』は、豪雪地帯であり過疎高齢化が進む地域でもある新潟・越後妻有を舞台に、2000年から3年に1度開催されている国際芸術祭。
オープニングコンサートとなる『小林武史:交響組曲“円奏の彼方(Beyond The Circle)”~based on 柴田南雄“ゆく河の流れは絶えずして”~』では、小林武史が新たに書き下ろした8楽章からなる交響組曲“円奏の彼方(Beyond The Circle)”を、安藤裕子、桐嶋ノドカ、Salyu、TOKUらのアーティストと共に、寺岡清高指揮のオーケストラが演奏する。
“円奏の彼方(Beyond The Circle)”は、昭和50年を迎えたことを記念し、鴨長明の随筆『方丈記』をもとに日本の音楽家の音楽体験を回顧する試みとして作曲家・柴田南雄が制作した交響曲“ゆく河の流れは絶えずして”をベースに、小林が作曲。小林は「柴田南雄さんの作品をあらためて観て、ある種の“触媒”の᷿ようなあり方を感じたんです」とコメントしている。チケットの先行抽選予約の受付は、本日5月15日18:00から開始。