Netflixのドラマ『13の理由』にインスパイアされた楽曲が特設サイトで公開された。
若者たちを縛るスマートフォンやSNSを通した友情、恋愛、人間関係など現代社会の闇を映し出した『13の理由』。5月18日にシーズン2が配信される。
『13の理由』シーズン1にインスパイアされ、それぞれ高校時代や大学時代に思っていたことをテーマに楽曲を制作したのは、カネコアヤノ、Creepy Nuts、ぼくのりりっくのぼうよみの3組。5月12日には東京・渋谷で楽曲を吹き込んだカセットテープが配布され、話題を集めた。
カネコアヤノは同曲について、「この曲には、ヘルプの声を上げるのも、助け舟を出すのも 少し怖いけれど晴れてて嬉しいはずの日が涙で終わってしまわないように一歩踏み出して、という想いを込めました」とコメント。Creepy Nutsは「いつ何時でも仮面が必要 対 仲間 対 大人 対 異性 対 自分 その息苦しさは学校にいても社会に出ても変わらない」、ぼくのりりっくのぼうよみは「異なった境遇/外見/性格の人間たちが各々の景色を見ていて、意味のない劣等感を抱きます。その結果、些細な理由から誰かを傷つけ貶めることが当たり前になっていく、そんな恐ろしい世界を私達は生きているのではないでしょうか」とそれぞれ語っている。