展覧会『ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて』が、5月14日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。
1928年にオランダ・フローニンゲンで生まれたグラフィックデザイナーのウィム・クロウエル。1963年にデザイン事務所トータルデザインの共同設立者となったほか、同年から1984年までアムステルダム市立美術館のグラフィックデザイナーを務めた。実験的なアルファベットや切手、カレンダーのデザインでも知られ、教育や執筆、講演活動も精力的に行なう一方、グリッドを活用した合理的かつシステマティックなデザインを推進。
同展では、ウィム・クロウエルの業績の全容を紹介。京都・京都dddギャラリーで3月まで行なわれていた展示の巡回展となる。半世紀以上にわたるクロウエルの業績の全容を紹介する展覧会の開催は日本で初めて。
関連イベントとして、初日の5月14日にオープニングパーティーとアムステルダム市立美術館のグラフィックデザイン部門キュレーターであるカロリン・フラーゼンブルグを招いたギャラリートークを実施。詳細はギンザ・グラフィック・ギャラリーのオフィシャルサイトを確認しよう。