『犬ヶ島』のウェス・アンダーソン監督と声優を務めたコーユー・ランキン、ジェフ・ゴールドブラムが来日することがわかった。
3人は5月22日に開催される同作の舞台挨拶イベントに登壇予定。コーユー・ランキンは劇中で主人公アタリの声、ジェフ・ゴールドブラムはゴシップ好きの犬・デュークの声を演じている。
ウェス・アンダーソンが映画のプロモーションで来日するのは、『ライフ・アクアティック』が公開された2005年以来、約13年ぶり。アンダーソンは今回の来日に際して「僕はこの過去3年の間、イギリスの映画用防音スタジオにあるミニチュアの日本で暮らしてきたようなものだった。それに日本映画に影響された想像上の日本の中でと考えると過去6年間にもなる。だから本当の、実物大サイズの日本を訪れ、犬ヶ島を作り上げるためにこれまでかけてきた時間の結果を見せられることにとても興奮しているんだ」とのコメントを寄せている。
5月25日から全国で公開される『犬ヶ島』は、「犬インフルエンザ」の大流行によって犬ヶ島に隔離された愛犬を探す少年と、犬たちの冒険を描いたストップモーションアニメ作品。声優陣にはビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートンらに加えて、日本から野田洋次郎(RADWIMPS)、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリらが参加している。