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Sexy Zone 松島聡、意外な才能を発揮 あばれる君「食リポになると天然抜けるよね」

2018年05月15日 12:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月14日放送の『有吉ゼミSP』(日本テレビ系)では、「そうだ、漁師になろう。」のコーナーのゲストにSexy Zone 松島聡を迎えた。


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 師匠である田中美佐子とその弟子のあばれる君が、これまで数々の巨大生物を釣り上げ、料理を作ってきた「そうだ、漁師になろう。」。新弟子として登場した松島は、駿河湾で深海の王者と呼ばれる“タカアシガニ”の漁に挑戦した。駿河湾は、体長2メートルクラスのタカアシガニが獲れるという。そのため今回の目標は、タカアシガニの甲羅を使った超巨大グラタンを作ること。


 冒頭で松島が「今回、あばれる君より活躍できたら一番弟子に(してください)」とお願いすると、田中は「いいよ」とあっさり承諾した。あばれる君の慌てる姿を見て爆笑する松島。そんな中、朝5時に3人は駿河湾に向かって出港した。田中が「一番たくさん獲った時は、一網で(どのくらいですか)?」と質問すると、タカアシガニ漁歴32年のベテラン漁師は「180(杯)くらい」と回答。続けて1杯約5千円くらいだと口にすると、松島は頭の中で必死に計算し「2千万(円)くらいだ!(正解は90万円)」と驚く。それを聞いたあばれる君は、すかさず「なんでだよ!」とツッコミを入れた。


 タカアシガニは、水深400~500メートルくらいの平らな砂地に生息している。そこで、獲る際には錘のついた網を海底に沈め、一網打尽にする“底引き網漁”を行うのだとか。あばれる君が「もしかして、とんでもない深海生物も掛かったりする?」と尋ねると、「タカアシガニ」と答える乗組員。その会話を聞いていた松島は「タカハシガニ?」と呟き、田中とあばれる君から「タカアシガニね」と訂正された。


 40分かけて網を引いた後、いよいよ網揚げ作業に移る。巨大ローターで一気に巻き上げていくと、そこには深海ならではの生物がたくさん詰まっていた。松島がある魚を手に持ち「これ何ですか?」と尋ねると、「ミドリフサアンコウ」との答えが。松島はアンコウを両手に乗せてフルフルさせながら、「ミドリフサアンコウ、ゲットで~す」と頬を緩ませた。ミドリフサアンコウのほかにも、1キログラム1万円の希少価値が高いテナガエビや1匹2千円の高級魚ノドグロ(アカムツ)、同じく1匹(4キログラム)2千円の巨大アンコウなどが姿を見せる。乗組員が「このおっきいアンコウの口の中にホースを突っ込んで、水を出してやると魚が出てくる」と説明すると、松島は「自動車学校で学ぶ、あの……腹式呼吸(人工呼吸)なやつ」と珍回答。そのまま「あっ! 出てきた!」とはしゃぎながら、アンコウの口から魚を取り出した。


 一網で掛かる魚は300匹以上。鮮度を落とさないため、急いで選別作業に取りかかる必要がある。揺れる船の上で行う過酷な作業に加え、エビには本エビ、牡丹エビ、甘エビ、テナガエビという種類があり、その見分け方の難しさに苦戦する田中とあばれる君。しかし、松島は意外な才能を発揮し、エビをどんどん仕分けていく。ようやく選別が終わると、即座に氷詰めを行う3人。あばれる君と松島が船酔いに苦しんでいると、田中はノドグロとテナガエビで刺身を作った。


 一皿6千円分の高級な刺身盛りを前に少し元気になるあばれる君と松島。テナガエビを食べた松島は「ん~! 食感も楽しいし、甘さとトロみとそれを融合したら、宝石箱ですね」と満面の笑みで食レポを行なった。「止まっている魚は脂がのらない」という田中の言葉を聞いた松島は、続いてノドグロを口に運ぶと「あっ! これ泳ぎまくっていますね」と顔を輝かせる。


 その後、網を引いて揚げる作業を4回繰り返すもタカアシガニは1匹も獲れず、不穏な空気になる船内。松島が「全然、役に立ててないんですけど」と言うと、田中は「でもまだまだこれから、チャンスはあるから。なるべく弟子になるように。一人どうしてもクビにしたい人がいる」と笑いながら励ました。


 漁開始から7時間後、漁師から「最後だよ」と言われた松島は、自分が網を投げたいと手を挙げる。「ホント獲りたいですね。次こそは」と力強くコメントする松島。40分後、「俺の網! Come on」と気合十分に最後の網揚げ作業に取りかかった。そしてついに、タカアシガニの群れを一網打尽し、25杯もの捕獲に成功。網を見て松島は「やりましたよ! 師匠!」と興奮するも、タカアシガニのあまりの大きさに顔を引きつらせる。固い甲羅を破って巨大化していくタカアシガニ。年に8回くらい脱皮すると聞いた松島は「君、そんな大きくなりたいのか?」と手にしたタカアシガニに話しかけた。そして、活躍した松島は念願の一番弟子に昇格。


 最後に巨大タカアシガニのグラタンを食べた松島は「あっ……! すごいクリーミー」と無邪気にはしゃぐ。また総重量4キログラムの巨大タカアシガニ天ぷら丼を口に運ぶと「みずみずしい。蒸したことによって、ホントに凝縮されて、身がしっかり詰まってる。歯ごたえもちゃんとしてるし、衣との相性も抜群です」とコメント。田中は「うまいな~コメント」と感心し、あばれる君もまた「食リポになると天然抜けるよね」と悔しがった。


 次回は、5月28日の放送を予定している。(文=向原康太)