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木村拓哉×嵐 二宮、JUMP 伊野尾×A.B.C-Z 戸塚、V6 三宅×滝沢秀明…ジャニーズ内コラボの魅力

2018年05月15日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Kis-My-Ft2内ユニットの舞祭組や、KinKi Kids・堂本剛ソロプロジェクトのENDRECHERIなど、グループとしてのみならず様々な形で活動しているジャニーズメンバーたち。音楽活動以外にも、ソロ/グループの垣根を飛び越えてメンバー同士がドラマや映画で共演する機会も少なくない。そこで、最近のケースからその魅力を考えてみたい。


(関連:嵐が果たす、ジャニーズ後輩グループの魅力を伝える役割 セクゾやキンプリとの共演を機に考察


■木村拓哉×嵐 二宮和也 映画『検察側の罪人』
 ジャニーズ同士の共演で昨今話題になったのは、映画『検察側の罪人』の木村拓哉と嵐・二宮和也の組み合わせだろう。同作は2018年8月24日に公開予定だが、ジャニーズの中でもとりわけ演技の仕事に力を入れている2人の初共演とあり、メインビジュアルや予告編が公開される度に注目が集まっている。『検察側の罪人』は、教官(木村)と教え子(二宮)が同じ刑事部で事件に関わっていくストーリーで、木村と二宮の共演シーンも多々あるようだ。予告編にも「8.24対決」の文字があり、演技面でも競い合っていることが想像できる。これまでは共演する機会がほぼなかったため2人の力がどう作用し合うのかは未知数だが、ジャニーズを代表する俳優と言える木村と二宮だ。互いの演技力が影響し合い、新たな一面を見せてくれる作品になっているだろう。


■Hey! Say! JUMP 伊野尾慧×A.B.C-Z 戸塚祥太『トーキョーエイリアンブラザーズ』
 7月からスタートする宇宙人が主人公のドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)には、Hey! Say! JUMP・伊野尾慧とA.B.C-Z・戸塚祥太が出演する。“リア充大学生”の冬ノ介を伊野尾が、出来損ないで不器用だがアツい、冬ノ介の兄・夏太郎を戸塚が演じる。それぞれ本人のキャラクターにもマッチしていそうだ。一見接点がなさそうな2人だが、伊野尾と戸塚はジャニーズJr.時代、共に「Kitty」というグループに所属していたことがある。Kittyは2006年に山下智久と『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、パフォーマンスもしている。二人はドラマにおいても、息の合った演技を見せてくれるのではないだろうか。「Kitty」での経験を活かした伊野尾と戸塚による特別ユニットも、つい期待してしまう。


■V6 三宅健×タッキー&翼 滝沢秀明「KEN☆Tackey」
 特別ユニットと言えば、タッキー&翼・滝沢秀明とV6・三宅健による「KEN☆Tackey」がホットな話題だろう。2016年から『滝沢歌舞伎』で共演してきた二人が、2018年7月18日にKEN☆Tackeyとして『逆転ラバーズ』でCDデビューを果たす。三宅は2016年2月8日放送の『三宅健のラヂオ』(bayfm78)で、当初『滝沢歌舞伎』への出演を断っていたが滝沢と食事をした際に熱烈なオファーを受けて出演を決めたと語っていた。それまで三宅と滝沢はあまり接点がなかったが、『滝沢歌舞伎』での共演はファンからの反響も大きく、今では恒例となっている。三宅も滝沢も「共演することは想像できなかった」と語っていた通り、意外な組み合わせであるがキャリアのある2人が組むことで舞台がグッと豪華になった印象だ。そこから派生したユニットである「KEN☆Tackey」。今後、歌番組などで披露されるであろうパフォーマンスの完成度にも期待が募る。また二人は一昨年に続き、「ケンタッキーフライドチキン」のCMに出演することも決定。前回のCM出演をきっかけにファンの間では“健タッキー”という愛称で呼ばれるようになっただけに、今回のCMにも注目だ。


 年末の『ジャニーズカウントダウンライブ』や音楽特番などでは、グループを超えてパフォーマンスする「ジャニーズシャッフルメドレー」が定番になってきている。強い個性が持ったメンバーたちが所属するジャニーズだからこそ、組み合わせによって生まれる魅力は無限である。次はどんな意外な組み合わせがみられるのだろうか。(高橋梓)