野上眞宏の写真展がビオトープで開催、1960年代の東京を撮影したモノクロ作品を展示

写真家 野上眞宏の写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」が、東京と大阪のビオトープ（BIOTOP）で開催される。会期は東京が5月19日から30日まで、大阪が6月15日から26日まで。

　野上眞宏は1947年東京生まれ。立教大学を卒業後、撮影スタジオ勤務を経て1971年に写真家 鋤田正義に師事。翌年に写真家として独立し、1974年には27歳で渡米した。1985年から1994年までマンハッタンで写真ラボを経営するなど30年以上にわたりアメリカを拠点に活動し、2015年からは東京に在住している。
　タイトル「BLUE」はジョニ・ミッチェル（Joni Mitchell）のアルバム名から名付けられており、将来の不安を抱えながら青春時代を過ごしていた自身の心境を表現しているという。同展では、野上が渡米前の1968年から1972年の間に東京で撮影したモノクロ作品をはじめ、iPad写真集アプリ「Snapshot Diary」に収録されている4,000枚以上の写真から野上自身がセレクトした約40作品を展示。日々記録していた光景や、「はっぴいえんど」をはじめとするミュージシャンや様々なジャンルのアーティスト、友人たちの姿を撮り下ろした写真が並ぶ。
　このほか、野上の作品を落とし込んだTシャツ（各税別7,000円）の限定販売や新刊写真集の先行発売を実施。東京会場では期間中、野上や音楽家の細野晴臣を迎えたスペシャルトークショーが行われる。
■野上眞宏 写真展 「BLUE: Tokyo 1968-1972」会期：東京 2018年5月19日（土）～5月30日（水）11:00-20:00／大阪 2018年6月15日（金）～6月26日（火） 11:00-21:00会場：BIOTOP（東京都港区白金台4-6-44）／BIOTOP OSAKA（大阪市西区南堀江1-16-1 1/2/4F）電話番号：東京 03-3444-2421／大阪 06-6531-8223公式サイト
■野上眞宏 × 細野晴臣 スペシャルトークショー開催日程：2018年5月19日（土）17:00-18:30（16:30 開場）会場：BIOTOP 3階「irving place」入場：500円（1ドリンク制）予約：03-3444-2421 ※当日のご来場も可能