2018年F1スペインGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは今季初表彰台となる3位を獲得した。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
このコースはいつもいい感じで走れるんだ。シーズン序盤戦では思ったとおりにならないことが多かったけど、今日がいい転換点になりそうだ。序盤のつまずきから立ち直り、またポディウムに上がることができて、本当にうれしいよ。
ソフトタイヤでもミディアムタイヤでも、クルマの動きはレースを通じてずっと良かった。バランスに不満はなく、ペースも良かったから安心してプッシュできたし、いい結果も残せた。最初のうちはキミ(・ライコネン)の後方で少しタイムを失っていて、彼をオーバーテイクするのも難しそうだった。だから、彼がトラブルに見舞われたのは、僕らにとってはラッキーだったよ。おかげでひとつ順位が上がり、ペースアップすることもできたからね。その後は少し落ち着いて、自分のレースをすることに集中できた。
セバスチャン(・ベッテル)が迫ってきたのは見えていた。でも、僕の方が相対的にフレッシュなタイヤを履いていて、彼がオーバーテイクをするのは難しいことも分かっていたから、状況をうまくコントロールできた。フロントウイングにダメージを負いながら、幸運にもパフォーマンスに大きな影響はなかった。パーツが外れてしまったけど、結果的には少しオーバーステア気味になっただけで、そのままペースを維持して3位を守ることができたんだ。
ここでは僕らは、低速コーナーばかりの最終セクターで速かった。そう考えると、モナコでは好成績を期待できそうだ。セットアップに努力を集中し、いいバランスで走れるようにして、ぜひともチャンスのある位置にいたいと思っている。