2018年F1スペインGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは5位だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=5位
間違いなく言えるのは、不思議なレースだったということだ。最初のうちはペースも良くて、キミ(・ライコネン)はマックス(・フェルスタッペン)や僕よりも少し遅そうだった。僕自身は、前の2人より自分の方が速いと思っていたしね。
ところが、彼らがペースを上げ始めると、僕は全く彼らに付いて行けなかった。そして、ピットに入ってミディアムタイヤに履き替えた後は、出たところがちょうどトラフィックの中で、ちょっとリズムが狂ってしまった。VSCのリスタートでは、タイヤの温度を維持するのに苦労した末にスピンしたよ。あれで上位争いからは脱落したんだ。幸運なことに、スピンしたのはウォールのない場所だったけど、コースに戻った後は、前後に誰もいない状態での孤独なドライブになった。
クルマが本当に速い時もあったのに、それを毎ラップ続けることができなかった。最速ラップを記録したと思ったら、次の周はスピンしそうになったりするんだ。ポテンシャルはあるのに、現時点ではそれを引き出すのがすごく難しい。この新しいパッケージについて、もっとよく学ぶ必要がありそうだ。終盤はひどく退屈なレースになったけど、ポテンシャルはあるという明るい面を見ようと思う。モナコは今までのレースの中では、純粋なペースで僕らが一番力を発揮できそうな場所だから、2週間後を楽しみにしているよ。