2018年F1スペインGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはスタート直後にロマン・グロージャンのスピンに巻き込まれてリタイア、ブレンドン・ハートレーは12位だった。
ハートレーは土曜のFP3で大クラッシュを喫し、マシンが大破したため、チームは予選に出場せずに決勝に向けてマシンの修復にあたった。この際にパワーユニット関連すべてとギヤボックスも交換された。ハートレーはギヤボックス交換により、5グリッド降格のペナルティも受けている。
最後尾からの決勝出場を許可されたハートレーはソフトタイヤでスタート、ガスリーが犠牲になった1周目のアクシデントによりバーチャル・セーフティカーが出動した際にミディアムタイヤに交換。33周目には再び新品ミディアムに履き替え、終盤マーカス・エリクソンを抜いて12位でフィニッシュした。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
残念ながら、今回は我々にとって厳しい週末となった。昨日は予選でブレンドンの大きなクラッシュがあった。バルセロナはオーバーテイクが難しいサーキットなので、今日のレースでポジションを上げていくことはなかなかできなかった。
ピエールはレース序盤、不運な事故に遭った。グロージャンとのクラッシュをピエールが避けることは不可能だった。今日はポイントを獲得することが可能だったはずなので、彼にとってもチームにとっても、あの事故は残念だった。
このサーキットではペースの面で劣っていたのも事実だ。モナコでポイントを獲得することを目指し、気持ちを集中させていかなければならない。