2018年F1スペインGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、12番グリッドからスタートしたが、1周目にロマン・グロージャンのスピンに巻き込まれてリタイアした。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=リタイア
12番手からのスタートで、10位まであとふたつというポジションだったので、もちろんポイント獲得を目標にしていた。それを実現することができなくて残念だ。まだシーズン5戦目とはいえ、チャンスを逃したことには変わりない。
スタート直後にロマンとの間でクラッシュが起きた。本当に混乱した状況だった。そばにニコ(・ヒュルケンベルグ)がいて、僕はイン側にスペースを見つけてできるだけうまくコーナーを抜けようとしていた。そしたら突然ロマンがこっちに戻って来て、僕らをはじき出したんだ。このところ毎週末アドレナリンが出るようなインシデントを経験している気がするよ。
ライバルたちと戦って良い結果を出すことができなくなり、とても残念だ。クラッシュの衝撃は大きかったけど、体は問題ない。ただ、1周目にリタイアしなければならなかったことにがっかりしているだけだ。週末を通して決勝でのポイント獲得のチャンスに備えて懸命に作業に取り組んできたというのに、あっという間にレースが終わってしまった。
でも早く気持ちを切り替えて、週明けのテストに集中するよ。